令和5年度(2023年度)宮城県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「医薬品」の「滋養強壮保健薬」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「神経痛、筋肉痛、関節痛、しみ・そばかす等のような特定部位の症状に対する効能・ 効果は、医薬品にのみ認められている。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
最近のトレンドは、「医薬品・医薬部外品の別」です。
意識して、テキストに当たっておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「ヘスペリジンはビタミン様物質のひとつで、ビタミンCの吸収を助ける等の作用が あるとされ、滋養強壮保健薬のほか、かぜ薬等にも配合されている場合がある。」ですが、正しい記述です。
「ヘスペリジン」の正しい記述です。解説のしようがありません。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「システインは、髪の毛や爪などに存在するアミノ酸の一種であり、これが主薬とし て配合された製剤は、二日酔いの症状の緩和に用いられる。」ですが、正しい記述です。
「システイン」の正しい記述です。
これも、そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「タウリンは、米油及び米胚芽油から見出された抗酸化作用を示す成分で、ビタミン E等と組み合わせて配合され ている場合がある。」ですが、誤った記述です。
選択肢の言う「米油及び米胚芽油から見出された」ウンヌンは、「ガンマ‐オリザノール」です。
ド定番のキーワードの「米油及び米胚芽油」と「ビタミン E」は、押えておきましょう。
選択肢の「タウリン」は、「アミノエチルスルホン酸(タウリン)」で、「筋肉や脳、心臓、目、神経等、体のあらゆる部分に存在し、細胞の機能が正常に働くた めに重要な物質」です。
「肝臓機能を改善する働き」もあります。
別名ともども、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しいもの」の組み合わせは、
正解:1
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