令和5年度(2023年度)宮城県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「医薬品」の「強心作用のある生薬成分」についての問題です。生薬の問題ですが、頻出のものがストレートに問われているので、まあまあ解けると思います。過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、復習だけはしておきましょう。
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本問の難易度は、「やや難」です。
生薬の知識問題です。
問題文には、「ヒキガエル科のアジアヒキガエル等の耳腺の分泌物を集めたものを基原とする生薬」とあります。
当該基原から、「1」の「センソ」だと判断が付きます。
なお、問題文の「噛まずに服用することとされている。」は、他県にて、よく問われています。チェックしておきましょう。
また、「強心成分」の生薬です。これも、押えておきましょう。
「2」の「ジャコウ」は、「シカ科のジャコウジカの雄の麝 香腺分泌物を基原とする生薬で、強心作用 のほか、呼吸中枢を刺激して呼吸機能を高めたり、意識をはっきりさせる等の作用がある とされる」です。
「強心成分」の生薬です。押えておきましょう。
「3」の「ロクジョウ」は、「シカ科の Cervus nippon Temminck、 Cervus elaphus Linné、 Cervus canadensis Erxleben 又はその他同属動物の雄鹿の角化していない幼角を基原とする生薬 で、強心作用の他、強壮、血行促進等の作用があるとされる」です。
「強心成分」の生薬です。
アルファベットの基原は、無視したらいいです。出たら、諦めましょう。
「4」の「ゴオウ」は、「ウシ科のウシの胆嚢中に生じた結石を基原とする生薬で、強心作用のほか、 末梢血管の拡張による血圧降下、興奮を静める等の作用があるとされる」です。
「強心成分」の生薬です。
「5」の「シンジュ」は、「ウグイスガイ科のアコヤガイ、シンジュガイ又はクロチョウガイ等の外套膜組成中に病 的に形成された顆粒状物質を基原とする生薬で、鎮静作用等を期待して用いられる」です。
当該シンジュは、「強心成分以外の配合成分」です。
「強心成分以外の配合成分」なので、意識して、押えておきましょう。
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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