令和5年度(2023年度)宮城県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「医薬品」の「月経」の問題です。選択肢dが新手の出題で、確答が厳しい問題です。間違っても仕方ないですが、過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、復習だけはしておきましょう。
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本問の難易度は、「やや難」です。
選択肢aの「血の道症とは、臓器・組織の形態的異常があり、抑うつや寝つきが悪くなる、神経 質、集中力の低下等の精神神経症状が現れる病態のことをいう。」ですが、誤った記述です。
登録販売者試験的な問題です。
間違っているのは、「臓器・組織の形態的異常があり、」のところです。
正しくは、「臓器・組織の形態的異常が“なく”、」です。
問題文は、丁寧に読むクセをつけてください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「月経は、子宮の内壁を覆っている膜(子宮内膜)が 剥 がれ落ち、血液(経血)と共 に排出される生理現象 である。」ですが、正しい記述です。
「月経」の正しい記述です。
婦人薬の目的となる各症例は、頻出論点なので、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「月経不順とは、加齢とともに卵巣からの女性ホルモンの分泌が減少していき、や が て月経が停止して、妊娠可能な期間が終了することをいう。」ですが、誤った記述です。
選択肢の言う「加齢とともに卵巣からの女性ホルモンの分泌が減少」ウンヌンは、「閉経」です。
選択肢の「月経不順」ですが、手引きにはこれといった記述はありませんでしたが、検索すると、「正常の月経周期日数に当てはまらないこと」とのことです。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「月経周期には、扁桃体で産生されるホルモンと、卵巣で産生される女性ホルモンが 関与する。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「扁桃体で産生されるホルモン」のところです。
正しくは、「視床下部や下垂体で産生されるホルモン」です。
手引きには…、
「月経周期は、個人差があり、約21日~40日と幅がある。」
「種々のホルモンの複雑な相 互作用によって調節されており、」
「視床下部や下垂体で産生されるホルモンと、」
「卵巣で産生される 女性ホルモンが月経周期に関与する。」
…とあります。
新手の出題です。
過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、選択肢の「扁桃体」ですが、手引きには、これといった記述がなかったです。
憶える必要はないですが、検索したところ、「神経細胞の集まりで情動反応の処理と短期的記憶において主要な役割を持ち、情動・感情の処理(好悪、快不快を起こす)、直観力、恐怖、記憶形成、痛み、ストレス反応、特に不安や緊張、恐怖反応において重要な役割も担う」とのことです。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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