登録販売者 福島県 過去問+解説 令和7年度(2025年度)午前第24問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 令和7年度(2025年度)福島県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「医薬品」の「漢方処方製剤(鎮痛)」についての出題です。漢方処方製剤の問題です。勉強してないと無理ですね。鎮痛ですし、難しいですね。復習しておきましょう。

福島県 午前第24問‐漢方処方製剤(鎮痛)

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「難」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「芍薬甘草湯 は、体力に関わらず使用でき、筋肉の急激な痙攣 を伴う痛みのあるもののこむ らがえり、筋肉の痙攣 、腹痛、腰痛に適すとされる。」ですが、正しい記述です。

 「芍薬甘草湯 」の正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「桂枝加朮附湯 は、体力中等度で、痛みがあり、ときにしびれがあるものの関節痛、神経痛、 腰痛、筋肉痛に適すとされる。」ですが、誤った記述です。

 選択肢の記述は、「疎経活血湯 」のものです。

 「桂枝加朮附湯 」ですが、「体力虚弱で、汗が出、手足が冷えてこわばり、ときに尿量が少ないものの 関節痛、神経痛に適す」です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

 選択肢cの「薏苡仁湯 は、体力中等度で、関節や筋肉のはれや痛みがあるものの関節痛、筋肉痛、神経痛 に適すとされる。」ですが、正しい記述です。

 「薏苡仁湯 」の正しい記述です。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「疎経活血湯 は、体力虚弱で、汗が出、手足が冷えてこわばり、ときに尿量が少ないものの関 節痛、神経痛に適すとされる。」ですが、誤った記述です。

 選択肢の記述は、「桂枝加苓朮附湯 」のものです。

 「疎経活血湯 」ですが、「体力中等度で、痛みがあり、ときにしびれがあるものの関節痛、神経痛、腰痛、筋肉痛に 適すとされる」です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は…、

 正解:2

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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医薬品

 21問:かぜとかぜ薬

 22問:かぜ薬の配合成分

 23問:解熱鎮痛成分の作用

 24問:漢方処方製剤(鎮痛)

 25問:眠気を促す薬

 26問:眠気防止薬

 27問:鎮暈薬

 28問:鎮咳去痰薬

 29問:口腔 咽喉薬及びうがい薬

 30問:胃腸に作用する成分

 31問:止瀉薬

 32問:瀉下薬

 33問:浣腸薬

 34問:心臓に作用する薬

 35問:センソ

 36問:高コレステロール改善薬

 37問:コレステロールと脂質異常症

 38問:貧血用薬

 39問:貧血及び貧血用薬

 40問:循環器用薬

 41問:外用痔疾用薬

 42問:漢方処方製剤(内用痔疾用薬)

 43問:婦人薬

 44問:漢方処方製剤(婦人薬)

 45問:アドレナリン作動成分

 46問:点眼薬

 47問:眼科用薬の配合成分

 48問:殺菌消毒成分

 49問:にきびと吹き出物の治療

 50問:抗真菌成分

 51問:頭皮・毛根に作用する配合成分

 52問:歯槽膿 漏薬の配合成分

 53問:口内炎及び口内炎用薬

 54問:禁煙補助剤

 55問:滋養強壮保健薬

 56問:生薬(肌荒れ・いぼ)

 57問:漢方の病態認識

 58問:消毒薬の配合成分

 59問:衛生害虫

 60問:一般用検査薬

令和7年度 福島県 科目別

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(午後1~第20問)

 ・薬事に関する法規と制度(午後21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後41問~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。

 登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。

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