令和7年度(2025年度)福島県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「医薬品」の「眠気防止薬」についての出題です。定番の論点ばかりです。難しいところはありません。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「眠気防止薬におけるカフェインの1回摂取量はカフェインとして200mg、1日摂取量は カフェインとして500mgが上限とされている。」ですが、正しい記述です。
正しい数字です。
数字は、常に狙われています。問題文の太文字の数字は、必ずチェックしておきましょう。しかも、ここは昔から出ている数字です。
参考:医薬品の数字3
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「カフェインには、依存を形成するという性質があるため、「短期間の服用にとどめ、連用しな いこと」という注意喚起がなされている。」ですが、正しい記述です。
「適正使用」でも出る論点です。「連用しない各種」も、参考にしてください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「眠気防止薬は、小児に使用することができる。」ですが、誤った記述です。
まったく違います。何言ってんだお前ってな感じです。
手引きには…、
「定期的な睡眠によって、生体は正常な状態に 維持され、また、成長することができる。したがって、特に成長期の小児の発育には睡眠が重 要であることから、小児用の眠気防止薬はない。」
「眠気防止薬が小・中学生の試験勉強に効果が あると誤解されて誤用事故を起こした事例も知られており、15歳未満の小児に使用されるこ とがないよう注意が必要である」
…とあります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「 カフェインは、腎臓におけるナトリウムイオンの再吸収抑制作用があり、尿量の増加をもた らす」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
手引きには…、
「カフェインの眠気防止に関連しない作用として、腎臓におけるナトリウムイオン(同時に水分) の再吸収抑制があり、尿量の増加(利尿)をもたらす。」
…とあります。
そこそこ出ます。押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。
登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。
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