令和7年度(2025年度)福島県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「医薬品」の「衛生害虫」についての問題です。基礎・基本ばかりなので、難しくはありません。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「ゴキブリの卵は、医薬品の成分が浸透しやすい殻で覆われているため、燻 蒸処理による殺虫 効果は高い。」ですが、誤った記述です。
殺虫 効果は、低いですね。だから、再燻蒸する必要があるんですよ。
手引きには…、
「燻 蒸処理を行う場合、ゴキブリの卵は医薬品の成分が浸透しない殻で覆われているため、 殺虫効果を示さない。」
「そのため3週間位後に、もう一度燻 蒸処理を行い、孵 化した幼虫を駆 除する必要がある。」
…とあります。
ゴキブリの再頻出論点なので、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「ヒョウヒダニ類は、ヒトを刺すことはないが、気管支喘 息やアトピー性皮膚炎を引き起こす ことがある。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
人を刺すのは、ツメダニ、イエダニです。
イエダニは、テキストに出てるので、押えておきましょう。
選択肢cの「シラミは、種類ごとに寄生対象となる動物が決まっているため、ヒト以外の動物に寄生する シラミがヒトに寄生して直接的な害を及ぼすことはない。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
他県でも出題実績があります。押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「ハエは、日本脳炎、マラリア、黄熱、デング熱を媒介する」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「ハエ」のところです。
正しくは、「蚊」です。
「ハエ」は、「ハエ(イエバエ、センチニクバエ等)は、赤痢菌、チフス菌、コレラ菌、O-157大腸菌 等の病原菌や皮膚疾患、赤痢アメーバ、寄生虫卵、ポリオウイルスの伝播など様々な病原体 を媒介する。」です。
こういうのも出ますねー。テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。
登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。
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