令和7年度(2025年度)福島県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「医薬品」の「歯槽膿 漏薬の配合成分」についての問題です。マイナービタミン成分と生薬の選択肢がありますが、他の選択肢がカンタンなので、点は取れます。解けなかった選択肢も、復習だけはしておきましょう。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「炎症を起こした歯周組織の修復を助け、また、毛細血管を強化して炎症による腫れや出血 を抑える効果を期待して、アスコルビン酸が配合されている場合がある。」ですが、正しい記述です。
マイナーなビタミン成分が出てますねえ。きびしいっす。
手引きには…、
「コラーゲン代謝を改善して炎症を起こした歯周組織の修復を助け、また、毛細血管を強 化して炎症による腫れや出血を抑える効果を期待して、ビタミンC(アスコルビン酸、ア スコルビン酸カルシウム等)が配合されている場合がある。」
…とあります。
いちいちやってらんないので、試験終盤で「医薬品 その他系のビタミン成分 」で一気に押えてしまいましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
私事ですが、野菜を食べなかったときなど、ビタミンCが不足するのか、歯ぐきから血が出た記憶があります。
選択肢bの「抗炎症、抗菌などの作用を期待して、カミツレが配合されている場合がある。」ですが、正しい記述です。
「カミツレ 」の正しい記述です。
不安な人は、チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「炎症を起こした歯周組織からの出血を抑える作用を期待して、チモールが配合されている 場合がある。」ですが、誤った記述です。
「チモール 」は、「殺菌消毒成分」ですね。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「炎症を起こした歯周組織の修復を促す作用のほか、歯肉炎に伴う口臭を抑える効果を期待 して、銅クロロフィリンナトリウムが配合されている場合がある。」ですが、正しい記述です。
「銅クロロフィリンナトリウム」の正しい記述です。
後半部分の「口臭を抑える効果」が正面から問われることもあるので、遺漏なく押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。
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