令和7年度(2025年度)福島県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「医薬品」の「一般用検査薬」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「専ら疾病の診断に使用されることが目的とされる医薬品のうち、人体に直接使用されること のないものを体外診断用医薬品という。」ですが、正しい記述です。
「体外診断用医薬品」の正しい記述です。
手引きには…、
「専ら疾病の診断に使用されることが目的とされる医薬品のうち、人体に直接使用されることの ないものを体外診断用医薬品という。」
「体外診断用医薬品の多くは医療用検査薬であるが、一般用 検査薬については薬局又は医薬品の販売業(店舗販売業、配置販売業)において取り扱うことが 認められている。」
…とあります。
「体外診断用医薬品」の初出題ですね。
遺漏なくテキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「検体中に存在しているにもかかわらず、その濃度が検出感度以下であったり、検出反応を妨 害する他の物質の影響等によって、検査結果が陰性となった場合を偽陰性という。」ですが、正しい記述です。
「偽陰性」の正しい記述です。
んで、対しての「偽陽性」は、「検体 中に存在していないにもかかわらず、検査対象外の物質と非特異的な反応が起こって検査結果 が陽性となった場合を偽陽性という。」です。
併せて、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「一般の生活者が正しく用いて健康状態を把握し、速やかな受診につなげることで、疾病を早 期発見するためのものである。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
一般用検査薬は、確定診断をするものではなくて、受診に繋げるものです。
ガチで押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「検査に用いる検体は、尿、糞 便、鼻汁、唾液、涙液など採取に際して侵襲(採血や穿刺等) のないものである。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
手引きには…、
「検査に用いる検体は、尿、糞 便、鼻汁、唾液、涙液など採取に際して侵襲(採血や穿刺等)のな いものである。」
「検査項目は、学術的な評価が確立しており、情報の提供により結果に対する適切 な対応ができるものであり、健康状態を把握し、受診につなげていけるものである。」
「なお、悪性 腫瘍、心筋梗塞や遺伝性疾患など重大な疾患の診断に関係するものは一般用検査薬の対象外であ る。」
…とあります。
どの記述も出たことがあるので、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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