令和7年度(2025年度)福島県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「医薬品」の「瀉下薬」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「ヒマシ油は、妊婦や3歳未満の乳幼児では使用を避けることとされている。」ですが、正しい記述です。
「小腸刺激性瀉下成分」の「ヒマシ油 」の正しい記述です。
禁忌は、すべて押えておきましょう。
数字の「3歳未満」も、ガチで押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
なお、ヒマシ油は、駆虫薬の禁忌もありまっせ!
選択肢bの「センナ中に存在するセンノシドは、胃では分解されないが、小腸に生息する腸内細菌によっ て分解されて、小腸への刺激作用を示す。」ですが、誤った記述です。
んなーこたないですね。
間違っているのは、「小腸」のところです。
正しくは、「大腸」です。
「センノシド」ですが、これは、「大腸刺激性瀉下成分」です。そこから類推しましょう。
なお、「胃では分解されない」ですが、手引きには…、
「センナ中に存在するセンノシドは、胃や小腸で消 化されないが、大腸に生息する腸内細菌によって分解され、分解生成物が大腸を刺激 して瀉 下作用をもたらすと考えられている。センノシドカルシウム等として配合され ている場合もある。」
…とあります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「ジオクチルソジウムスルホサクシネート(DSS)は、糞 便中の水分量を増して柔らかくす る作用を期待して用いられる。」ですが、正しい記述です。
「ジオクチルソジウムスルホサクシネート」の正しい記述です。
長ったらしい名前ですが、だからこそ、出るんですね。押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「カルメロースナトリウム(別名カルボキシメチルセルロースナトリウム)は、腸管内で水分 を吸収して腸内容物に浸透し、糞 便のかさを増やすとともに糞 便を柔らかくする作用を期待し て用いられる」ですが、正しい記述です。
「膨潤性瀉下成分」の「カルメロースナトリウム」の正しい記述です。
頭の湧いてる出題者だと、別名の方で出る可能性もあるので、クソ長い方の「カルボキシメチルセルロースナトリウム」の方でも判断できるようになっておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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