令和7年度(2025年度)福島県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「医薬品」の「漢方処方製剤(婦人薬)」についての問題です。漢方処方製剤で、できるだけ勉強しておくべきところです。少しずつでいいので押えておきましょう。費用対効果は高いです。
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本問の難易度は、「難」です。
虚実(体力規定)からも判断しにくいし、これといったキーワードがないしで、本格的に勉強した人でないと解けないでしょう。
ヒントとなるのは、「腸間膜静脈硬化症」のところです。
婦人薬の漢方処方製剤でこの副作用があるのは、「加味逍遙散 」です。よって、「1」が答えです。
復習だけはしておきましょう。
「2」の「柴胡桂枝乾姜湯 」は、「体力中等度以下で、冷え症、貧血気味、神経過敏で、動悸 、息切れ、ときにねあせ、頭部の 発汗、口の渇きがあるものの更年期障害、血の道症、不眠症、神経症、動悸 、息切れ、かぜの 後期の症状、気管支炎に適す」です。
「3」の「六味丸 」は、泌尿器用薬の漢方処方製剤ですね。
「4」の「竜胆瀉肝湯 」は、「体力中等度以上で、下腹部に熱感や痛みがあるものの排尿痛、残尿感、尿の濁り、こしけ (おりもの)、頻尿に適す」です。
「5」の「消風散 」は、皮膚の漢方処方製剤です。
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。
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