令和7年度(2025年度)福島県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「医薬品」の「点眼薬」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「点眼後は、目頭を押さえると、薬液が鼻腔 内へ流れ込むので効果的とされる。」ですが、誤った記述です。
んなーこたないです。
間違っているのは、「薬液が鼻腔 内へ流れ込むので効果的とされる」のところです。
正しくは、「薬液が鼻腔 内へ流れ込むのを防ぐことができ、効果的とされる。」です。
点眼薬でも全身的な副作用が出る恐れがあるので、鼻腔内に入っちゃダメですよね。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「ソフトコンタクトレンズを装着したまま点眼すると、レンズに防腐剤などの配合成分が吸着 し、角膜に障害を引き起こす場合がある。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「人工涙液には、目の痒 み、結膜充血を抑える成分が配合されている。」ですが、誤った記述です。
選択肢の記述は、「一般点眼薬」のものです。
「人工涙液」ですが、「涙液成分を補うことを目的とするもので、目の疲れや乾き、コンタクトレンズ装 着時の不快感等に用いられる」です。
眼科用薬の種類は、そこそこ問われるので、押えておきましょう。
参考:眼科用薬の総論的なまとめ
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「アレルギー用点眼薬には、花粉、ハウスダスト等による目のアレルギー症状の緩和を目的と した成分が配合されている。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「 抗アレルギー成分」の「クロモグリク酸ナトリウム」とかと思われます。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「誤っているもの」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。
登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。
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