本問は、「適正使用」の「他の瀉下薬(下剤)との併用を避ける」についての問題です。漢方処方製剤で選択肢が構成されています。「適正使用」と「漢方処方製剤」とをシッカリと勉強した人でないと厳しいです。できなくて仕方がありません。しかし、過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、復習だけはしておきましょう。問いと答えを憶えましょう。
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本問の難易度は、「難」です。
「本剤を使用している間は、次の医薬品を使用しないこと」に「他の瀉下薬(下剤)との併用を避ける」注意がなされて“いないもの”を当てる問題です。
「適正使用」の漢方処方製剤が正面から問われています。
手引きには…、
「茵蔯蒿湯、大黄甘草湯、大黄牡丹皮湯、麻子仁丸、桃核承気湯、防風通聖散、三黄瀉心湯、大柴胡湯、乙字湯(ダイオウを含む場合)、瀉下成分が配合された駆虫薬」
…とあります。
よって、答えは、「5」の「麦門冬湯」となります。
「茵蔯蒿湯、大黄甘草湯、大黄牡丹皮湯、麻子仁丸、桃核承気湯、防風通聖散、三黄瀉心湯、大柴胡湯、乙字湯」ですが、これらの漢方処方製剤には、「ダイオウ」が入っています。
当該ダイオウは、他の瀉下薬との併用がダメなので、ここからも判断できます。
参考:茵蔯蒿湯
参考:大黄甘草湯
参考:大黄牡丹皮湯
参考:麻子仁丸
参考:桃核承気湯
参考:防風通聖散
参考:三黄瀉心湯
参考:大柴胡湯
参考:乙字湯
そして、「5」の「麦門冬湯」ですが、これは、ダイオウが入っていません。
「麦門冬湯」は、「かぜ」や「鎮咳去痰」の漢方処方製剤で、「カンゾウ」入りです。
なぜか、「麦門冬湯・・・カンゾウ」がよく出るので、押えておきましょう。
正解:5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
41問:添付文書・・・「ふつう」。
42問:添付文書の構成・・・「ふつう」。
43問:大量に使用(服用)しない・・・「ふつう」。
44問:一般用検査薬の添付文書・・・「ふつう」。
45問:ぜんそくを起こしたことがある人・・・「ふつう」。
46問:15歳未満の小児・・・「ふつう」。
47問:一般用医薬品の保管及び取扱・・・「ふつう」。
48問:妊婦又は妊娠していると思われる人・・・「ふつう」。
49問:次の診断を受けた人・・・「ふつう」。
50問:他の瀉下薬(下剤)との併用を避ける・・・「難」。
51問:一般用医薬品の製品表示・・・「ふつう」。
52問:安全性情報等・・・「ふつう」。
53問:医薬品PLセンター・・・「ふつう」。
54問:副作用等報告・・・「ふつう」。
55問:安全性情報報告制度・・・「ふつう」。
56問:救済制度・・・「ふつう」。
57問:救済制度2・・・「ふつう」。
58問:製造販売業者の副作用等報告・・・「ふつう」。
59問:安全対策・・・「ふつう」。
60問:啓発活動・・・「ふつう」。
苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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