「(d) その他「してはいけないこと」」
「副作用又は副作用により誘発される事故の防止を図るため、避けるべき事項が記載されている。」
「小児では通常当てはまらない内容もあるが、小児に使用される医薬品においても、その医薬品の配合成分に基づく一般的な注意事項として記載されている。その主なものとして、次のような記載がある。」
「○ してはいけないこと」の「(d) その他「してはいけないこと」」ですが、「4つ」あります。
そこそこの出題率です。たとえば、「小児では通常当てはまらない内容でも、小児に使用される医薬品においても、その医薬品の配合成分に基づく一般的な注意事項として記載されているものがある」といった感じに選択肢に登場します。
その他だからと言って、甘く見ないでください。キッチリ精読しておきましょう。
「⚫ 「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと」」
「その医薬品に配合されている成分の作用によって眠気や異常なまぶしさ等が引き起こされると、重大な事故につながるおそれがあるため、その症状の内容とともに注意事項が記載されている。」
「○ してはいけないこと」の「(d) その他「してはいけないこと」」の「1つ目」です。
記述は、あんまり出ないです。
出まくっているのは、「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと」になっている医薬品を当てる問題です。
事故があったため、超絶出ます。「運転操作しない」は、ガチ暗記してください。
その他だからと言って、甘く見ないでください。キッチリ精読しておきましょう。
「⚫ 「授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けること」
「体に吸収されると一部が乳汁中に移行して、乳児に悪影響を及ぼすおそれがあることが知られている成分が配合された医薬品において記載されている。」
「○ してはいけないこと」の「(d) その他「してはいけないこと」」の「2つ目」です。
当該記述は、選択肢の1つにそのままが出るくらいです。
よく出るのは、乳汁移行する医薬品を当てる問題です。
量が多いので深追いは危険ですが、やっておいて損はないです。
「使用しない 女性系」を、一読願います。
「⚫ 「服用前後は飲酒しないこと」」
「摂取されたアルコールによって、医薬品の作用の増強、副作用を生じる危険性の増大等が予測される場合に記載されている。」
「○ してはいけないこと」の「(d) その他「してはいけないこと」」の「3つ目」です。
アルコールの含まれている薬を飲むと、飲酒運転で捕まることから、よく出ます。
当該記述も、選択肢の1つにそのままが出るくらいです。
これまた、よく出るのは、「服用前後は飲酒しないこと」となっている医薬品を当てる問題です。
かぜ薬とかが該当します。これも、超絶出るうえに、数が少ないので、やっておいて損はないです。
「飲酒しない」を、一読願います。
「⚫ 「長期連用しないこと」「○日以上(継続して)使用(服用)しないこと」「症状があるときのみの使用にとどめ、連用しないこと」等」
「連用すると副作用等が現れやすくなる成分、効果が減弱して医薬品に頼りがちになりやすい成分又は比較的作用の強い成分が配合されている場合に記載される。」
「症状が改善したか否かによらず、漫然と使用し続けることは避ける必要がある。」
「○ してはいけないこと」の「(d) その他「してはいけないこと」」の「4つ目」です。これで終わりです!
よく出る記述が…、
「症状が改善したか否かによらず、漫然と使用し続けることは避ける必要がある。」
…です。
基本知識等でも出ている論点ですが、章を超えて繰り返し記載されることは、それだけ重要ということです。
一般用医薬品を漫然と使い続けると、大きな病気の発見が遅れる可能性があるので、連続使用等はダメといった次第です。
ここも、該当する医薬品を当てる問題がそこそこ出ます。
個性的なもの?が多いので、「医薬品」の復習がてら、憶えておくといいでしょう。
「長期連用しない」
「連用しない各種」
…を、一読願います。
出たら出たで、即答できる成分が多いので、試験勉強的には、やっておいて損はないんですよ。
以上、(d) その他「してはいけないこと」が終わりです。そして、長かった「○ してはいけないこと」も終わりです。
しかし、まだまだ「使用上の注意」は、続くんです。
次は、「相談すること」が待ってます。
いったん終わります。
「Ⅰ 医薬品の適正使用情報」の「第1項:添付文書の読み方」の「その4(使用上の注意)」は、以上です。
「その5」に続きます。
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