本問は、「医薬品」の「瀉下薬」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「マルツエキスは、主成分である麦芽糖が腸内細菌によって分解(発酵)して生じ るガスによって便通を促すとされている。」ですが、正しい記述です。
「マルツエキス」の正しい記述です。
キーワードの「麦芽糖」は、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「酸化マグネシウムは、腸内容物の浸透圧を高めることにより、糞便中の水分量を減らす作用がある」ですが、誤った記述です。
配偶者のように抜けた選択肢です。
間違っているのは、「糞便中の水分量を減らす」のところです。
正しくは、「糞便中の水分量を増やす」です。
糞便から水分を減らすと、カチカチになって、余計に出なくなってしまいます。
なお、選択肢の「酸化マグネシウム」は、「無機塩類」です。
他県では、マイナー成分が正面から問われているので、“ほとんど出ないからと言って無視せず”、テキストに目を通しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「ビサコジルは、大腸のうち特に結腸や直腸の粘膜を刺激して、排便を促すと考え られている」ですが、正しい記述です。
「ビサコジル」は、「大腸刺激性瀉下成分」で、正しい記述です。
手引きには…、
「大腸のうち特に結腸や直腸の粘膜を刺激して、排便を促すと考えられている。また、結腸での水分の吸収を 抑えて、糞便のかさを増大させる働きもあるとされる」とあります。
キーワードは、チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「ヒマシ油は、瀉下薬としては比較的作用が穏やかなため、主に3歳未満の乳幼児の便秘に用いられる」ですが、誤った記述です。
ぜんぜんダメです。
「小腸刺激性瀉下成分」の「ヒマシ油」は、効き目が強いので、3歳未満の乳幼児には、使用しないです。
また、妊婦等の方も、「使用しない」です。
「適正使用」でも出ます!
「小児」と「女性系」の「使用(服用)しない」で、チェックしておきましょう。
なお、主に乳幼児の便秘に用いられるのは、「おまる」でおなじみ「マルツエキス」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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