98問‐茨城県 過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「医薬品」の「生薬」についての問題です。１つだけ、難しい選択肢がありますが、基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
98問‐生薬
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢a
選択肢aの「ブシは、鎮痛作用を示し、アスピリンと同様、胃腸障害の副作用を示す。 」ですが、誤った記述です。
難しい選択肢です。「ブシ」でここまで問われたのは、ほとんどないと思います。
間違っているのは、「アスピリンと同様」のところです。
手引きには…、
「鎮痛作用を示すが、アスピリン等と異なり、プロスタグランジンを抑えないことから、胃腸障害等の副作用は示さない。」とあります。
今後の出題（問題の使い回し）に備えて、解けるようにはなっておきましょう。
参考：ブシ
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢b
選択肢bの「カッコンは、サルノコシカケ科のマツホドの菌核で、通例、外層をほとんど除い たものを基原とする生薬で、利尿、健胃、鎮静等の作用を期待して用いられる」ですが、誤った記述です。
基原が「サルノコシカケ科のマツホドの菌核」なのは、「ブクリョウ」です。利尿・健胃作用があります。
「カッコン」は、「マメ科のクズの周皮を除いた根を基原とする生薬で、解熱、鎮痙等の作用を期待して用いられる。」です。
おなじみ、葛根湯の「カッコン」ですね。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢c
選択肢cの「ブクリョウは、マメ科のクズの周皮を除いた根を基原とする生薬で、解熱、鎮痙等の作用を期待して用いられる」ですが、誤った記述です。
選択肢は、「カッコン」の説明です。
先に見たように、「ブクリョウ」は、「サルノコシカケ科のマツホドの菌核で、通例、外層をほとんど除い たものを基原とする生薬で、利尿、健胃、鎮静等の作用を期待して用いられる」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢d
選択肢dの「サイコは、セリ科のミシマサイコの根を基原とする生薬で、抗炎症、鎮痛等の作 用を期待して用いられる」ですが、正しい記述です。
「サイコ」の正しい記述です。
「基原と名称が同じ生薬一覧」も、一読願います。
よって、選択肢は、「正」となります。
答え
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解：2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
医薬品
令和3年度 茨城県 科目別
独学向け教材
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
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医薬品
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