本問は、「医薬品」の「滋養強壮保健薬」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「ビタミン成分は、必要以上に多く摂取したからといって適用となっている症状の 改善が早まるものではない。」ですが、正しい記述です。
ビタミンに限らない「薬の常識」ですね。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「ビタミンD主薬製剤は、赤血球の形成を助けるため、貧血の緩和に用いられる」ですが、誤った記述です。
「赤血球の形成を助ける」ビタミンは、「ビタミンB12」です。
手引きには…、
「ビタミンB12は、赤血球の形成を助け、また、神経機能を正常に保つために重要な栄養素である。」
「シアノコバラミン、ヒドロキソコバラミン塩酸塩等として、ビタミン主薬製剤、貧血用薬等に配合されている」
…とあります。
選択肢の「ビタミンD」は、「骨太のビタミンどん」で、「腸管でのカルシウム吸収及び尿細管でのカルシウム再吸収を促して、骨の形成を助ける栄養素」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「ビタミンB6主薬製剤は、目の乾燥感、夜盲症(とり目)の症状の緩和に用いられ る。」ですが、誤った記述です。
「夜盲症(とり目)」といえば、おなじみの「ビタミンA」ですね。
「ビタミンB6」は、「タンパク質の代謝に関与し、皮膚や粘膜の健康維持、神経機能の維持に重要な栄養素」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「アミノエチルスルホン酸(タウリン)は肝臓機能を改善する働きがあるとされる。」ですが、正しい記述です。
「アミノエチルスルホン酸(タウリン)」の正しい記述です。
選択肢の言う「肝臓機能を改善する働き」のほか、「筋肉や脳、心臓、目、神経等、体のあらゆる部分に存在し、細胞の機能が正常に働くために重要な物質」です。
他県では、「アミノエチルスルホン酸」だけで問われているので、別名・通称まで、キッチリ押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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