61問‐茨城県 過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「医薬品」の「かぜ薬」についての問題です。すべて基礎・基本事項です。テキストをきっちり読み込んでおきます。
61問‐かぜ薬
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢a
選択肢aの「デキストロメトルファン臭化水素酸塩は、延髄の咳嗽中枢に作用して咳 を抑える。」ですが、正しい記述です。
「デキストロメトルファン」ですが、「鎮咳成分」です。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢b
選択肢bの「アスピリンは、血液を凝固しにくくさせる作用がある」ですが、正しい記述です。
「アスピリン」の正しい記述です。
んなもんで、「出産予定日１２週以内の妊婦」は、「妊娠期間の延長、胎児の動脈管の収 縮・早期閉鎖、子宮収縮の抑制、分娩時出血の増加のおそれがあるため」に、「使用しない」となっています。
「適正使用」でも出るので、ガチで押えておきましょう。
参考：使用しない 女性系
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢c
選択肢cの「メキタジンは、肥満細胞から遊離したヒスタミンが受容体と反応するのを妨げる ことにより、ヒスタミンの働きを抑える作用を示す」ですが、正しい記述です。
「メキタジン」は、「抗ヒスタミン成分」です。
なお、他県では、選択肢のような抗ヒスタミン成分の説明が問われているので、チェックしておきましょう。
たとえば、「肥満細胞」が「“脂肪細胞”」などに変えられています。
また、「メキタジン」ですが、名前に「リン」がないですが、「抗ヒスタミン成分」です。チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢d
選択肢dの「チペピジンヒベンズ酸塩は、タンパク質分解酵素で、体内で産生される炎症物質 （起炎性ポリペプチド）を分解する作用がある」ですが、誤った記述です。
「チペピジンヒベンズ酸塩」は、「鎮咳成分」です。
選択肢の言う起炎性ポリペプチドウンヌンは、「抗炎症成分」の「セミアルカリプロティナーゼ」や「ブロメライン」のものです。
よって、選択肢は、「誤」となります。
答え
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解：2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
医薬品
令和3年度 茨城県 科目別
独学向け教材
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