本問は、「医薬品」の「外皮用薬」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「エアゾール剤は、強い刺激を生じるおそれがあるため、目の周囲や粘膜(口唇等) への使用は避けることとされている」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「剤形」の論点でもあります。
手引きには…、
「スプレー剤、エアゾール剤は、強い刺激を生じるおそれがあるため、目の周囲や粘膜(口唇等)への使用は避けることとされている。」
「それ以外の部位でも、至近距離から噴霧したり、同じ部位に連続して噴霧すると、凍傷を起こすことがある。」
「使用上の注意に従い、患部から十分離して噴霧し、また、連続して噴霧する時間は3秒以内とすることが望ましい。」
「使用時に振盪が必要な製品では、容器を振ってから噴霧する。」
「吸入によりめまいや吐きけ等を生じることがあるので、できるだけ吸入しないよう、また、周囲の人にも十分注意して使用する必要がある」
…とあります。
そこそこ出題実績のあるところです。ガチ暗記は無用ですが、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「ヒドロコルチゾンは、非ステロイド性抗炎症成分である」ですが、誤った記述です。
「ヒドロコルチゾン」は、「ステロイド性抗炎症成分」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「外皮用薬として用いられるポビドンヨードは、口腔咽喉薬や含嗽薬として用いられる場合より高濃度で配合されているため、誤って原液を口腔粘膜に適用しないよう注意する必要がある」ですが、正しい記述です。
「ポビドンヨード」の正しい記述です。
これまでは、あまり出ない成分でしたが、そこそこ問われるようになっています。
まあ、なんとなく、そうだろうなー的に、判別ができると思いますが、復習だけはしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「フェノール(液状フェノール)は、細菌や真菌類のタンパク質を変性させること により殺菌消毒作用を示し、患部の化膿を防ぐことを目的として用いられる」ですが、正しい記述です。
「フェノール(液状フェノール)」の正しい記述です。
本問のように、マイナー成分も、正面から問われるようになっているので、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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