83問‐茨城県 過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「医薬品」の「止瀉薬」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
83問‐止瀉薬
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢a
選択肢aの「木 クレオソートは、殺菌作用のほか、局所麻酔作用もあるとされる。」ですが、正しい記述です。
「木クレオソート」の正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。解説のしようがありません。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢b
選択肢bの「ロペラミド塩酸塩は、腸管内の異常発酵等によって生じた有害な物質を吸着させ ることを目的として用いられる」ですが、誤った記述です。
選択肢の言う「有害な物質を吸着」ウンヌンは、「吸着成分」のものです。
他県では、マイナーな成分が正面から問われているので、ガチ暗記は無用ですが、テキストを精読しておきましょう。
「ロペラミド塩酸塩」は、止瀉成分で「食べすぎ・飲みすぎによる下痢、寝冷えによる下痢の症状に用いられることを目的」としています。
んで、「食あたりや水あたりによる下痢については適用対象でない」です。
この辺りはよく出るので、ガチ暗記してください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢c
選択肢cの「収斂成分を主体とする止瀉薬は、細菌性の下痢や食中毒のときに使用して腸の運 動を鎮めると、かえって状態を悪化させるおそれがある」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「使用上の注意」は、頻出論点なので、必ず、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢d
選択肢dの「タンニン酸ベルベリンに含まれるベルベリンは、牛乳に含まれるタンパク質から 精製された成分である」ですが、誤った記述です。
ずっこける選択肢です。
間違っているのは、「ベルベリン」のところです。
正しくは、「アルブミン」です。
「食べ物アレルギー系（鶏卵アレルギー・牛乳アレルギー・ゼラチン）のまとめ」も、一読願います。
よって、選択肢は、「誤」となります。
答え
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解：4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
医薬品
令和3年度 茨城県 科目別
独学向け教材
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