本問は、「医薬品」の「皮膚に用いる薬2」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「皮膚に温感刺激を与え、末梢血管を拡張させて患部の血行を促す効果を期待して、ノニル酸ワニリルアミド、カンフルが配合されている場合がある。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「カンフル」のところです。
「カンフル」は、「冷感刺激成分」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、「ノニル酸ワニリルアミド」は、「温感刺激成分」で、このところは、正しいです。
近年の登録販売者試験は、マイナーな成分がビシバシ問われているので、(こんなん出ないわー)などと、安直に判断することなく、すべての記述に目を通しておきましょう。
選択肢bの「非ステロイド性抗炎症成分は、コルチゾンに換算して1g中 0.025 mg を超えて含有する成分は長期連用を避ける必要がある。」ですが、誤った記述です。
少し戸惑う選択肢です。落ち着いて問題文を読みましょう。
間違っているのは、「非ステロイド性抗炎症成分」のところです。
正しくは、「ステロイド性抗炎症成分」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
数字は、常に狙われています。
「医薬品の数字9」などを参考にしてください。
選択肢cの「フェルビナクについて、小児への有効性・安全性が確認されていないことから、15歳未満の小児向けの製品は製造販売されていない。」ですが、正しい記述です。
「フェルビナク」のそのとおりの記述です。
このあたり、少しややこしいので、整理して憶えてください。
手引きの記載をまとめると…、
・インドメタシンを主薬とする外皮用薬では、11歳未満の小児(インドメタシン含量1%の貼付剤では15歳未満の小児)向けの製品はない。
・その他の成分を主薬とする外用鎮痛薬(つまり、ケトプロフェン、フェルビナク、ピロキシカム、ジクロフェナクナトリウム)では、15歳未満の小児向けの製品はない。
…となっています。
おおむね、「15歳未満の小児向けの製品はない」のですが、「インドメタシン」には、先の15歳未満に加えて、「11歳未満の小児」という規定があります。
よく出る成分なので、整理して憶えてください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「サルファ剤は、細菌のDNA合成を阻害することにより抗菌作用を示す」ですが、正しい記述です。
「サルファ剤(スルファジアジン)」の正しい記述です。
なお、選択肢の言う「サルファ剤」には、「ホモスルファミン」や「スルフイソキザゾール」も、該当します。
最近の登録販売者試験では、マイナーな成分も問われているので、これらの成分名で出ても、大丈夫なようになっておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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