本問は、「医薬品」の「消毒薬」についての問題です。小難しい選択肢がいくつかありますが、基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢1の「殺菌・消毒は生存する微生物の数を減らすために行われる処置である。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
なお、「滅菌」は、「物質中のすべての微生物を殺滅又は除去すること」です。
「殺菌・消毒」と「滅菌」の定義は、しばしば問われます。両方をチェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「消毒薬が微生物を死滅させる仕組み及び効果は、殺菌消毒成分の種類、濃度、温度等により異なるため、殺菌・消毒の対象となる微生物を考慮し、適切な医薬品を選択する必要がある。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。あまり出ないところですが、常識的に判断してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「消毒薬を誤って飲み込んだ場合の応急措置として、多量の牛乳や卵白を水に溶いた卵白水を飲ませると良い。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。これもあまり出ない記述ですが、「再出題」に備えて、チェックしておきましょう。
なお、手引きには、「牛乳以外にも、卵白を水に溶いた卵白水や、小麦粉を水で溶いたものを用いてもよい。なお、これらを作るのに手間がかかる場合は早めに水を飲ませることを優先すべきである」とあります。
まあ、一口で言えば、「水を飲ませろ」です。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「消毒薬が誤って目に入った場合、早期に消毒薬を取り除くため、強い流れの水で15分間以上洗眼すると良い」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「強い流れの水」のところです。
正しくは、「弱い流れの水」です。水流が強いと目に障害を起こすことがあるためです。
手引きには、「顔を横に向けて上から水を流すか、水道水の場合には弱い流れの水で洗うなどにより、流水で十分に(15分間以上)洗眼する。」とあります。
数字は、常に狙われています。「15分間以上」は、チェックしておきましょう。
参考:医薬品の数字11
よって、選択肢は、「誤」となります。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「正」です。
「4」は「誤」です。
「誤ったもの」は、
正解:4
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