31問‐愛媛県 過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「腸の薬」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
31問‐腸の薬
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢a
選択肢aの「生菌成分が配合された整腸薬に、腸内殺菌成分が配合された止瀉薬を併用した場合、生菌成分の働きが腸内殺菌成分によって弱められる。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
ちなみに、「生菌成分」には、「ビフィズス菌」などの「整腸成分」があります。さもありなん、という感じがしますね。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢b
選択肢bの「ヒマシ油と駆虫薬の併用は、駆虫成分が腸管内にとどまらず吸収されやすくなり、全身性の副作用を生じる危険性が高まる。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
ヒマシ油と駆虫薬の併用は、ダメです。
小腸刺激性瀉下成分の「ヒマシ油」の定番論点なので、ガチで押えておきましょう。「適正使用」でも問われます。
参考：特徴系＋その他
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢c
選択肢cの「食品には緩下作用（緩和な瀉下作用）を示すものはないため、食品との相互作用は考慮する必要はない。」ですが、誤った記述です。
食品にも、瀉下的な作用のあるものがあります。たとえば、サシの入った牛肉を食べると、下痢になる人（特に男性に多い）がいます。わたしもそうなので、いつも赤身を食べます。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢d
選択肢dの「複数の瀉下薬を併用すると、激しい腹痛を伴う下痢や下痢に伴う脱水症状を生じるおそれがある」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
そのまんま、瀉下薬の「使用上の注意」です。頻出論点なので、必ず、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
答え
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解：1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
医薬品
令和2年度 愛媛県 科目別
独学向け教材
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