本問は、「医薬品」の「口腔咽喉薬」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「口腔咽喉薬には、鎮咳成分や気管支拡張成分、去痰成分が配合されている。」ですが、誤った記述です。
口腔咽喉薬ですが、鎮咳成分や気管支拡張成分、去痰成分は配合されていません。
意外に盲点となるところです。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「噴射式の液剤では、息を吸いながら噴射すると気管支や肺に入ってしまうおそれがあるため、軽く息を吐いたり、声を出しながら噴射することが望ましい」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「使用上の注意」は、頻出論点なので、必ず、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
また、ここは、「ひっかけ」ポイントです。
「噴射式の液剤では、息を“吐き”ながら(略)、軽く息を“吸ったり”、声を出しながら噴射することが望ましい」などと出題されています。
今一度、テキストの該当箇所をチェックしておきましょう。
選択肢cの「ヨウ素系殺菌消毒成分が口腔内に使用される場合、甲状腺におけるホルモン 産生に影響を及ぼす可能性がある。」ですが、正しい記述です。
ヨウ素系殺菌消毒成分ですが、「結果的にヨウ素の摂取につながるため」、甲状腺におけるホルモン産生に影響を及ぼす可能性があります。
よって、選択肢は、「正」となります。
なお、手引きには、続きがあり…、
『バセドウ病や橋本病などの甲状腺疾患の診断を受けた人では、』
『その治療に悪影響(治療薬の効果減弱など)を生じるおそれがあるため、』
『使用する前にその適否につき、治療を行っている医師又は処方薬の調剤を行った薬剤師に相談がなされるべきである』
…となっています。
「ヨウ素…バセドウ病や橋本病などの甲状腺疾患…相談すること」は、しばしば問われるので、チェックしておきましょう。
選択肢dの「クロルヘキシジングルコン酸塩が配合された含嗽薬は、口腔内に傷やひどいただれのある人でも強い刺激を生じることなく使用することができる」ですが、誤った記述です。
傷やひどいただれのある人は、「使用を避ける必要がある」です。
まあ、常識的に判断できるかと思います。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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