本問は、「医薬品」の「妊娠検査薬」についての問題です。難しいところはありません。テキストや過去問で、基礎・基本事項を押えて臨んでください。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「尿中のエストラジオールの有無を調べるものである。」ですが、誤った記述です。
ずっこける選択肢です。
間違っているのは、「エストラジオール」のところです。
正しくは、「ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)」です。
正確な語句は指摘できなくても、それじゃねーよと突っ込めるはずですね。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「 妊娠の早期判定の補助として使用するものであり、その結果をもって直ちに妊娠しているか否かを断定 することはできない。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
妊娠検査薬に限らず、一般用医薬品の検査薬は、確定診断をするものではなくて、受診につなげるものでした。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「高濃度のタンパク尿や糖尿の場合、偽陽性を示すことがある。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
手引きには…、
「採取した尿を放置すると、雑菌の繁殖等によって尿中の成分の分解が進み、検査結果に影 響を与えるおそれがあるので、なるべく採尿後速やかに検査がなされることが望ましい。高 濃度のタンパク尿や糖尿の場合、非特異的な反応が生じて偽陽性を示すことがある」
…とあります。
不安な人は、テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「一般的な妊娠検査薬は、月経予定日が過ぎて概ね1週目以降の検査が推奨されている。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
数字は、常に狙われています。チェックしておきましょう。
特に、検出限度の「通常、実際に妊娠が成立 してから4週目前後の尿中hCG濃度を検出感度としている」とは、整理して憶えてください。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。
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登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。
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