本問は、「医薬品」の「歯や口中に用いる薬」についての問題です。生薬の選択肢が2つと、漢方処方製剤の選択肢が1つあります。勉強してないと解けないですね。過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、復習しておきましょう。
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本問の難易度は、「難」です。
選択肢aの「フェノールは、齲 蝕 を生じた部分における細菌の繁殖を抑えることを目的として外用の歯痛薬に用い られる。」ですが、正しい記述です。
「フェノール」の正しい記述です。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「サンシシは、アカネ科のクチナシの果実を基原とする生薬で、局所麻酔作用を期待して用いられる。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「局所麻酔作用を期待」のところです。
正しくは、「抗炎症作用を期待」です。
選択肢にある「局所麻酔作用を期待」は、おそらく「木クレオソート」です。手引きには…、
「歯に使用の場合、局所麻酔作用もあるとされる」
…とあります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「シコンは、ムラサキ科のムラサキの葉を基原とする生薬で、患部からの細菌感染を防止することを期待 して口内炎用薬に用いられる。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「患部からの細菌感染を防止することを期待 して口内炎用薬に用いられる」のところです。
正しくは、「新陳代謝促進、殺菌、抗炎症等の作 用を期待」です。
「患部からの細菌感染を防止」ウンヌンは、「殺菌消毒成分」のもので、「セチルピリジニウム塩化物」などです。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「茵蔯蒿湯 は、構成生薬としてカンゾウを含む。」ですが、誤った記述です。
「茵蔯蒿湯 」は、カンゾウが入ってないです。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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