本問は、「医薬品」の「眠気防止薬」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「脳に軽い興奮状態を引き起こし、一時的に眠気や倦 怠感を抑える効果がある。」ですが、正しい記述です。
「カフェイン 」の正しい記述です。
まあ、大丈夫でしょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「小児用の眠気防止薬として、無水カフェインを用いる。」ですが、誤った記述です。
ダメダメですね。
手引きには…、
「成長ホルモンは生体を構築したり修復したりする上で重要な働きをしているホルモンである が、成長ホルモンの分泌を促す脳ホルモンはある種の睡眠物質と同時に分泌され、それにより 睡眠が促されることが知られている。すなわち、定期的な睡眠によって、生体は正常な状態に 維持され、また、成長することができる。したがって、特に成長期の小児の発育には睡眠が重 要であることから、小児用の眠気防止薬はない。眠気防止薬が小・中学生の試験勉強に効果が あると誤解されて誤用事故を起こした事例も知られており、15歳未満の小児に使用されるこ とがないよう注意が必要である」
…とあります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「カフェインの血中濃度が最高血中濃度の半分に低減するのに要する時間は、通常の成人が約3.5時間 であるのに対して、乳児では約80時間と非常に長い。」ですが、正しい記述です。
正しい数字です。
昔からよく出ているので、「約3.5時間」と「約80時間」は、ガチ暗記してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「カフェインの眠気防止に関連しない作用として、腎臓におけるナトリウムイオンの再吸収促進作用があ り、尿量の増加(利尿)をもたらす。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「再吸収促進」のところです。
正しくは、「再吸収抑制」です。
テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
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