登録販売者 東京都 過去問+解説 令和7年度(2025年度)第101問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「適正使用」の「添付文書」についての問題です。難しいところはありません。テキストや過去問で、基礎・基本事項を押えて臨んでください。

東京都 第101問‐添付文書

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「添付文書に記載されている適正使用情報は、医薬品の販売等に従事する専門家が正確に理解できるよう、 専門的な表現となっている。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「」のところです。

 手引きには…、

 「要指導医薬品又は一般用医薬品の場合、その医薬品のリスク区分に応じた販売又は授与する者 その他の医薬関係者から提供された情報に基づき、一般の生活者が購入し、自己の判断で使用す るものであるため、添付文書や製品表示に記載されている適正使用情報は、その適切な選択、適 正な使用を図る上で特に重要である。それらの記載は、一般の生活者に理解しやすい平易な表現 でなされているが、その内容は一般的・網羅的なものとならざるをえない」

 …とあります。

 まあ、常識的に判断できますよねー。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

 選択肢bの「添付文書は、必要に応じて随時改訂がなされ、重要な内容が変更された場合には、改訂年月を記載するとともに、改訂された箇所を明示することとされている。」ですが、正しい記述です。

 定番論点ですね。

 「随時改訂」で正しいです。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「添付文書に記載される薬効名とは、その医薬品の薬効又は性質が簡潔な分かりやすい表現で示されたも ので、販売名に薬効名が含まれているような場合には、薬効名の記載は省略されることがある。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 選択肢の場合だと、薬効名が省略されます。他はありません。

 不安な人は、テキストで確認しておきましょう。

 参考:

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「添付文書の販売名の上部に「使用にあたって、この説明文書を必ず読むこと。また、必要なときに読め るよう大切に保存すること。」等の文言が記載されている」ですが、正しい記述です。

 これも、定番論点ですね。

 

 お手持ちの薬でも確かめてください。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:1

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

 >>> 次の問題へ。

適正使用

 101問:添付文書

 102問:添付文書の使用上の注意

 103問:製品表示の記載

 104問:使用しないこと‐喘息

 105問:使用上の注意

 106問:プソイドエフェドリン塩酸塩

 107問:相談すること‐基礎疾患

 108問:相談すること‐鎮暈薬

 109問:事例問題

 110問:相談すること‐緑内障

 111問:安全性情報

 112問:報告制度

 113問:企業からの副作用等の報告

 114問:副作用情報等の評価及び措置

 115問:副作用の報告

 116問:救済制度

 117問:救済制度の給付

 118問:救済制度の対象

 119問:安全対策

 120問:啓発活動

令和7年度 東京都 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和7年度 インデックス

 ・基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。

 登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。

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