本問は、「基本知識」の「薬害訴訟と体制整備」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「HIV訴訟を契機として、血液製剤の安全確保対策として検査や献血時の問診の 充実が図られた。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
手引きには…、
「血液製剤の安全確保対策 として検査や献血時の問診の充実が図られるとともに、薬事行政組織の再編、情報公開の推 進、健康危機管理体制の確立等がなされた。」
…とあります。
精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「HIV訴訟のポイントまとめ」も参考にしてください。
選択肢bの「CJD(クロイツフェルト・ヤコブ病)訴訟等を契機として、生物由来製品によ る感染等被害救済制度が創設された。」ですが、正しい記述です。
これもそのとおりの記述です。
手引きには…、
「生物由来製品の安全対 策強化、独立行政法人医薬品医療機器総合機構による生物由来製品による感染等被害救済制 度の創設等がなされた。」
…とあります。
よって、選択肢は、「正」となります。
「CJD訴訟のポイントまとめ」を参考にしてください。
選択肢cの「サリドマイド訴訟を契機として、医師、薬剤師、法律家、薬害被害者などの委員 により構成される医薬品等行政評価・監視委員会が設置された」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「サリドマイド訴訟」のところです。
正しくは、「C型肝炎訴訟」です。
サリドマイド訴訟の制度創設ですが、「サリドマイドによる薬害事件は、日本のみならず世界的にも問題となったため、WHO加 盟国を中心に市販後の副作用情報の収集の重要性が改めて認識され、各国における副作用情 報の収集体制の整備が図られることとなった。」です。
テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「サリドマイド・サリドマイド訴訟のポイントまとめ+憶え方」や「C型肝炎訴訟のポイントまとめ」を、活用してください。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。
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登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。
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