登録販売者 茨城県 過去問+解説 令和7年度(2025年度)第28問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「基本知識」の「医薬品の相互作用」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

茨城県 第28問‐医薬品の相互作用

 

 (クリックして拡大。)

難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「医療機関で治療を受けている場合は、一般用医薬品を併用しても問題ないかどう かについて、治療を行っている医師若しくは歯科医師、又は処方された医薬品を調 剤する薬剤師に確認する必要がある。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 そうした方がいいですよねー。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「かぜ薬、解熱鎮痛薬、鎮静薬、鎮咳痰 薬、アレルギー用薬等では、成分や作用 が重複することが多く、通常、これらの薬効群に属する医薬品の併用は避けること とされている。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 手引きには…、

 「かぜ薬、解熱鎮痛薬、鎮静薬、鎮咳 去痰 薬、アレルギー用薬等では、成分や作用が重 複することが多く、通常、これらの薬効群に属する医薬品の併用は避けることとされている」

 …とあります。

 「医薬品」でも、相互作用で出てくるので、チェックしておきましょう。

 他県でも出題実績のある記述です。押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「複数の医薬品を併用した場合、医薬品の作用が増強することはあるが、減弱する ことはない。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「減弱する ことはない」のところです。

 減弱することもありますね。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

 選択肢dの「相互作用による副作用のリスクを減らす観点から、緩和を図りたい症状が明確で ある場合には、なるべくその症状に合った成分のみが配合された医薬品が選択され ることが望ましい。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 「なるべくその症状に合った成分のみが配合された医薬品が選択され ることが望ましい」のところが味噌ですね。

 医薬品のかぜ薬のところでも出てきますね。

 なんでもかんでも、総合感冒薬を飲めばいいってもんじゃないって奴です。ともに、チェックしておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は…、

 正解:4

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

 >>> 次の問題へ。

基本知識

 21問:医薬品の本質

 22問:医薬品のリスク評価

 23問:健康食品

 24問:セルフメディケーション

 25問:医薬品の薬理作用及び副作用

 26問:アレルギー(過敏反応)

 27問:医薬品の不適正な使用

 28問:医薬品の相互作用

 29問:医薬品と食品の相互作用

 30問:小児等の医薬品の使用

 31問:高齢者の医薬品の使用

 32問:妊婦等の医薬品の使用

 33問:医療機関で治療を受けている人

 34問:医薬品の品質

 35問:適切な医薬品選択と受診勧奨

 36問:販売時のコミュニケーション

 37問:スモン及びスモン訴訟

 38問:HIV訴訟

 39問:C型肝炎訴訟

 40問:薬害訴訟と体制整備

令和7年度 茨城県 科目別

 ・インデックス

 ・薬事に関する法規と制度(第1~第20問)

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第21~第40問)

 ・人体の働きと医薬品(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。

 登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。

みんなとシェアする