本問は、「基本知識」の「小児等の医薬品の使用」についての問題です。難しいところはありません。テキストを精読し、過去問を解いていれば、穏当に取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「小児は肝臓や腎臓の機能が未発達であるため、医薬品の成分の代謝・排泄 に時間 がかかり、作用が強く出過ぎたり、副作用がより強く出ることがある。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「年齢に応じた用法用量が定められていない成人用の医薬品を小児へ与える場合、 保護者等に対して、医薬品の量を減らして使用するように説明することが重要であ る。」ですが、誤った記述です。
んなーこたない選択肢ですね。逆ですよ。
たとえば、「アスピリン」などは、「15歳未満の小児に対してはいかなる場合も使用しないこととなっている」ので、たとえ、医薬品の量を減らしても、不適切な使用となります。
誤った薬の常識は、よく出るので押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「乳幼児の誤飲・誤用事故が発生した場合、一般用医薬品であれば高度な専門的判 断の必要はなく、関係機関の専門家への相談や医療機関に連れて行くなどの対応は 不要である。」ですが、誤った記述です。
常識的に判断できますね。医者へ行こうよ!!!ですわ。
手引きには…、
「乳幼児が誤って薬を大量に飲み込んだ、又は目に入れてしまったなどの誤飲・誤用事故の 場合には、」
「通常の使用状況から著しく異なるため、想定しがたい事態につながるおそれがある。」
「このような場合には、一般用医薬品であっても高度に専門的判断が必要となることが多 いので、応急処置等について関係機関の専門家に相談し、又は様子がおかしいようであれば 医療機関に連れて行くなどの対応がなされることが必要である。」
…とあります。
事故対応については、「医薬品」でも出るようになっているので、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、先の手引きの続きですが、「小児の誤飲・誤用事 故を未然に防止するには、家庭内において、小児が容易に手に取れる場所や、小児の目につ く場所に医薬品を置かないようにすることが重要である」となってます。
これも出そうなので、チェックしておきましょう。
選択肢dの「乳児向けの用法用量が設定されている医薬品であっても、乳児は一般用医薬品の 使用の適否が見極めにくいため、基本的には医師の診療を受けることが優先され、 一般用医薬品による対処は最小限にとどめることが望ましい」ですが、正しい記述です。
これも、そのとおりの記述です。
「一般用医薬品による対処は最小限にとどめること」が味噌ですね。押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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