登録販売者 茨城県 過去問+解説 令和7年度(2025年度)第39問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「基本知識」の「C型肝炎訴訟」についての問題です。難しいところはありません。ほぼ取れるはずです。

茨城県 第39問‐C型肝炎訴訟

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説

 「C型肝炎訴訟」の問題です。定番論点です。

 「C型肝炎訴訟のポイントまとめ」を参考にしてください。

 「薬害」については、細かいところまで問われるので、テキストの精読が必須です。

選択肢a

 選択肢aは、「フィブリノゲン」となります。

 基本用語ですね。

 もう片方の「アルブミン」は、血漿に出てくる奴で、「アルブミンは、血液の浸透圧を保持する働きがあるほか、ホルモンや医薬品の成分等と複合体を形成して、それらが血液によ って運ばれるときに代謝や排泄 を受けにくくする。」ですね。

選択肢b

 選択肢bは、「国及び製薬企業」となります。

 定番論点ですね。押えておきましょう。

選択肢c

 選択肢cは、「特別措置法」となります。

 もう片方の「医薬品副作用被害救済基金法」ですが、「医薬品副作用被害救済制度」が創設されたのは、サリドマイド訴訟、スモン訴訟が契機でした。

 C型肝炎訴訟が契機ではないです。

 なお、当該医薬品副作用被害救済基金法は、「法規」に出てくる語句です。挙げると…、

 「サリドマイド事件、スモン事件等を踏まえ、1979年に薬事法が改正され、医薬品の市販後 の安全対策の強化を図るため、再審査・再評価制度の創設、副作用等報告制度の整備、保健衛生 上の危害の発生又は拡大を防止するための緊急命令、廃棄・回収命令に関する法整備等がなされ たが、」

 「それらと併せて、医薬品副作用被害救済基金法による 救済制度が創設された。」

 …です。

 過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、チェックしておきましょう。

答え

 正解:1

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

 >>> 次の問題へ。

基本知識

 21問:医薬品の本質

 22問:医薬品のリスク評価

 23問:健康食品

 24問:セルフメディケーション

 25問:医薬品の薬理作用及び副作用

 26問:アレルギー(過敏反応)

 27問:医薬品の不適正な使用

 28問:医薬品の相互作用

 29問:医薬品と食品の相互作用

 30問:小児等の医薬品の使用

 31問:高齢者の医薬品の使用

 32問:妊婦等の医薬品の使用

 33問:医療機関で治療を受けている人

 34問:医薬品の品質

 35問:適切な医薬品選択と受診勧奨

 36問:販売時のコミュニケーション

 37問:スモン及びスモン訴訟

 38問:HIV訴訟

 39問:C型肝炎訴訟

 40問:薬害訴訟と体制整備

令和7年度 茨城県 科目別

 ・インデックス

 ・薬事に関する法規と制度(第1~第20問)

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第21~第40問)

 ・人体の働きと医薬品(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。

 登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。

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