午後3問‐広島県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「医薬品」の「抗炎症成分」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

午後3問‐抗炎症成分

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「セミアルカリプロティナーゼは、フィブリノゲンを分解する作用があり、血液凝固異 常のある人では出血傾向を悪化させるおそれがある。」ですが、正しい記述です。

 「セミアルカリプロティナーゼ」の正しい記述です。

 要注意なので、長々と手引きを抜粋すると…、

 「セミアルカリプロティナーゼ、ブロメラインとも、フィブリノゲンやフィブリンを分解する作用もあり、血液凝固異常のある人では出血傾向を悪化させるおそれがあるので、」

 「治療を行っている医師又は処方薬の調剤を行った薬剤師に相談するなどの対応が必要である。」

 「なお、血液凝固異常がない場合でも、まれに血痰や鼻血などの出血性の副作用を生じることがある。」

 「また、肝機能障害があると代謝や排泄が遅延して、それらの副作用が現れやすくなるため、肝臓病の診断を受けている人の場合は、治療を行っている医師又は処方薬の調剤を行った薬剤師に相談するなどの対応が必要である」

 …とあります。

 太文字部分は、他県で出題実績があるところなので、押えておくべきです。

 さて、フィブリノゲンとフィブリンですが、これは、「人体」の「血小板」で出てくるカタカナ語句です。忘れていた人は、テキストで確認しておきましょう。

 最近は、「相談すること」が「医薬品」でも問われるようになっているので、押えましょう。実務でも使います。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「グリチルリチン酸を大量に摂取すると、偽アルドステロン症を生じるおそれがあり、 1日最大服用量がグリチルリチン酸として40mg以上となる製品では長期連用を避け る必要がある。」ですが、正しい記述です。

 「グリチルリチン酸」の正しい記述です。

 「グリチルリチン酸・・・偽アルドステロン症」は、ガチ暗記です。絶対出ます。

 また、数字は、常に狙われています。「医薬品の数字1」を一読をば。

 なお、かぜ薬では、「グリチルリチン酸」ではなくて、「グリチルリチン酸二カリウム」で登場します。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「トラネキサム酸は、肝機能障害があると代謝や排泄が遅延して、それらの副作用が現 れやすくなるため、肝臓病の診断を受けている人は医師等に相談する必要がある」ですが、誤った記述です。

 「トラネキサム酸」が「相談すること」なのは、「血栓のある人(脳血栓、心筋梗塞、血栓性静脈炎等)や血栓を起こすおそれのある人」です。

 選択肢の言う「肝機能障害があると代謝や排泄が遅延」ウンヌンの禁忌があるのは、選択肢aで見たように、同じ抗炎症成分の「セミアルカリプロティナーゼ」や「ブロメライン」です。

 テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

 選択肢dの「カミツレは、甘味料として一般食品や医薬部外品にも広く用いられているため、総摂 取量が継続して過剰にならないよう注意を促す必要がある。」ですが、誤った記述です。

 配偶者のように、つまらない選択肢です。

 間違っているのは、「カミツレ」のところです。

 正しくは、「カンゾウ」です。

 即答できるかと思います。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

 ちなみに、「カンゾウ」ですが、おかきや飲み物の甘味料として、配合されています。

 amazon参考:かっぱえびせん

 んで、選択肢に出た「カミツレ」は、「発汗、抗炎症等の作用」があります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:5

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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医薬品

 午後1問:かぜ(感冒)

 午後2問:かぜ薬の配合成分

 午後3問:抗炎症成分

 午後4問:漢方処方製剤(かぜ)

 午後5問:かぜ薬の配合成分と副作用

 午後6問:痛みや発熱が起こる仕組み及び解熱鎮痛薬の働き

 午後7問:解熱鎮痛成分

 午後8問:眠気を促す薬

 午後9問:カフェイン

 午後10問:鎮暈薬

 午後11問:漢方処方製剤(小児の疳)

 午後12問:鎮咳去痰薬

 午後13問:口腔咽喉薬、うがい薬(含嗽薬)

 午後14問:胃の薬

 午後15問:胃腸に作用する薬

 午後16問:漢方処方製剤(胃)

 午後17問:腸の不調及び薬

 午後18問:腸の薬及びその配合成分

 午後19問:胃腸鎮痛鎮痙薬

 午後20問:浣腸薬

 午後21問:駆虫薬

 午後22問:強心薬

 午後23問:高コレステロール改善薬

 午後24問:貧血症状及び貧血用薬

 午後25問:循環器用薬

 午後26問:痔及び痔疾用薬

 午後27問:泌尿器用薬

 午後28問:婦人薬

 午後29問:内服アレルギー用薬

 午後30問:鼻に用いる薬

 午後31問:眼科用薬

 午後32問:殺菌消毒成分

 午後33問:皮膚に用いる薬

 午後34問:歯や口中に用いる薬

 午後35問:禁煙及び禁煙補助剤

 午後36問:ビタミン成分

 午後37問:漢方処方製剤

 午後38問:公衆衛生用薬

 午後39問:衛生害虫、殺虫剤・忌避剤

 午後40問:一般用検査薬

令和3年度 広島県

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(午前:第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(午前:第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(午後:第1~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後:第41問~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

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