本問は、「医薬品」の「胃腸に作用する薬」についての問題です。生薬の選択肢が1つありますが、基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「ウルソデオキシコール酸は、胆汁の分泌を促す作用(利胆作用)があるとされ、消化を 助ける効果を期待して用いられる。」ですが、正しい記述です。
「利胆成分」の「ウルソデオキシコール酸」の正しい記述です。
マイナー成分も、シッカリ見ておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「オウバクは、苦味による健胃作用を期待して用いられている」ですが、正しい記述です。
「オウバク」は、「健胃成分」の「苦味による健胃」です。
よく出る論点なので、「苦味の健胃成分の語呂合わせ‐ゲンチアナ・オウバク・オウレン・センブリ・リュウタン・ユウタン」や…、
「香りの健胃成分の語呂合わせ‐オウゴン・ショウキョウ・コウボク・チョウジ・ウイキョウ・ソウジュツ・ビャクジュツ・ケイヒ・チンピ」も、参考にしてください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「ピレンゼピン塩酸塩は、体内で代謝されてトラネキサム酸を生じることから、血栓の ある人、血栓を起こすおそれのある人は、生じた血栓が分解されにくくなることがある」ですが、誤った記述です。
選択肢の言う「トラネキサム酸を生じる」ウンヌンなのは、「胃粘膜保護・修復成分」の「セトラキサート塩酸塩」です。
「ピレンゼピン塩酸塩」は、「胃液分泌抑制成分」です。
当該ピレンゼピンは、「抗コリン作用」に注意すべきなので、緑内障・排尿困難な人が注意しないといけない成分です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「アルジオキサは、アルミニウムを含む成分であるため、透析を受けている人は使用を 避ける必要があるが、透析を受けていない人は長期にわたって使用ができる。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「透析を受けていない人は長期にわたって使用ができる」のところです。
手引きには…、
「透析を受けている人では使用を避ける必要がある。透析治療を受けていない人でも、長期連用は避ける必要がある。」
…とあります。
まあ、(薬の長期連用は、なんでもダメだろうー)的に、判断できるかと思います。
なお、「アルジオキサ」は、「胃液分泌抑制成分」です。
「適正使用」の論点が多々あるので、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
「正しいものの組み合わせ」は、
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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