本問は、「医薬品」の「貧血症状及び貧血用薬」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「不足した鉄分を補充することを目的として、鉄分が配合されているため、貧血用薬 (鉄製剤)を服用すると、便が黒くなることがある。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
なお、他県では、「便が赤くなる」と出題されていたので、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「ビタミンCはヘモグロビン産生に必要なため配合されている。」ですが、誤った記述です。
「ヘモグロビン産生に必要」なのは、「ビタミンB6」です。
「ビタミンC(アスコルビン酸等)」は、「消化管内で鉄が吸収されやすい状態に保つことを目的として用いられる」となっています。
非常に細かいところですが、過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、本問も、解けるようにはなっておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「貧血用薬(鉄製剤)を服用する前後30分にタンニン酸を含む飲食物(緑茶、紅茶 等)を摂取すると、タンニン酸と反応して鉄の吸収が良くなる。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「鉄の吸収が良くなる」のところです。
正しくは、「鉄の吸収が悪くなる」です。
「使用上の注意」は、頻出論点なので、必ず、テキストを精読しておきましょう。
数字は、常に狙われています。「医薬品の数字7」を一読をば。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「食生活を改善し、かつ貧血用薬(鉄製剤)の使用を2週間程度続けても症状が改善し ない場合は、出血性の疾患による慢性的な血液の損失が原因の可能性がある」ですが、正しい記述です。
「受診勧奨」のケースですね。
貧血から、重大な病気が判明することがあります。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)
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