登録販売者 過去問+解説 関西広域連合 令和7年度(2025年度)第17問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「基本知識」の「薬害訴訟」についての出題です。毎年出る論点であり、登録販売者として知っておくべき事項です。必ず押えておきましょう。

第17問‐薬害訴訟

 

 (クリックして拡大。)

難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説

 薬害訴訟の総合問題です。以下のページも参考にしてください。

 「サリドマイド・サリドマイド訴訟のポイントまとめ+憶え方

 「スモン・スモン訴訟のポイントまとめ

 「HIV訴訟のポイントまとめ

 「CJD訴訟のポイントまとめ

 「C型肝炎訴訟のポイントまとめ

選択肢a

 選択肢aの「スモン訴訟‐医薬品副作用被害救済制度の創設」ですが、正しい記述です。

 制度創設は、毎度毎回出ます。個々の訴訟のをガチ暗記してください。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「HIV訴訟‐献血時の問診の充実」も、正しい記述です。

 テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「CJD訴訟‐生物由来製品による感染等被害救済制度の創設」ですが、正しい記述です。

 テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「C型肝炎訴訟‐製薬企業に対して感染症報告の義務化」ですが、誤った記述です。

 選択肢の言う「製薬企業に対して感染症報告の義務化」ですが、これは、「HIV訴訟」を契機に創設されてました。

 なお、「C型肝炎訴訟」では、「医薬品等行政評価・監視委 員会」が設けられています。併せて、押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:3

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

 >>> 次の問題へ。

基本知識

 1問:医薬品の本質

 2問:医薬品のリスク評価

 3問:健康食品

 4問:セルフメディケーション

 5問:免疫・アレルギー

 6問:医薬品と副作用

 7問:医薬品の適正使用

 8問:医薬品の相互作用

 9問:医薬品とアルコールの相互作用

 10問:小児等

 11問:高齢者

 12問:妊婦等

 13問:プラセボ効果

 14問:医薬品の品質

 15問:一般用医薬品の対処範囲

 16問:登録販売者の販売姿勢

 17問:薬害訴訟

 18問:サリドマイド及びサリドマイド訴訟

 19問:スモン訴訟

 20問:HIV訴訟

令和7年度 関西広域連合 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和7年度 インデックス

 ・基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(第61~第80問)

 ・薬事に関する法規と制度(第81~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。

 登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。

みんなとシェアする