本問は、「基本知識」の「小児等 」を問う問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「医療用医薬品の添付文書等の記載要領の留意事項」において、幼児とは、 おおよその目安として、1歳以上7歳未満をいう。」ですが、正しい記述です。
幼児の正しい数字です。
ド頻出の数字です。「高齢者と乳児・幼児・小児の年齢の憶え方」も、参考にしてください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「小児は、大人と比べて身体の大きさに対して腸が長いため、服用した医薬 品の吸収率が相対的に高い。」ですが、正しい記述です。
これも、ド定番論点です。
「小児・・・腸長い、吸収高い」は、ガチ暗記してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「小児は、大人と比べて血液脳関門が発達しているため、中枢神経系に影響 を与える医薬品で副作用を起こしにくい。」ですが、誤った記述です。
全体的に間違ってます
正しい記述は、「血液脳関門が未発達であるため、」
「吸収されて循環血液中に 移行した医薬品の成分が脳に達しやすく、中枢神経系に影響を与える医薬品で副作用を起こ しやすい」です。
だからこそ、小児の禁忌があるわけですね。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「乳児は状態が急変しやすく、一般用医薬品の使用の適否が見極めにくい ため、基本的には医師の診療を受けることが優先される。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
乳児の場合は、医師の診療を受けることが優先されます。
薬の使用は、「一般用医薬品による対処は最小限(夜間等、医師の 診療を受けることが困難な場合)にとどめるのが望ましい。」となっています。
こういう、一般常識的なものは問題にしやすいです。押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解:5
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
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