本問は、「基本知識」の「セルフメディケーション」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「セルフメディケーションの推進は、医療費の増加やその国民負担の増大 を解決する重要な活動のひとつである。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
難しく考えないで、解答してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「地域住民の健康相談を受け、一般用医薬品の販売等や必要に応じて医療 機関の受診を勧める(受診勧奨)という登録販売者の業務は、セルフメディ ケーションの推進に欠かせないものである。」ですが、正しい記述です。
長いですが、手引きには…、
「セルフメディケーションの 推進は、その課題を解決する重要な活動のひとつであり、」
「地域住民の健康相談を受け、一般用医 薬品の販売や必要な時は医療機関の受診を勧める業務は、その推進に欠かせない。」
「セルフメディ ケーションを的確に推進するためにも、一般用医薬品の販売等を行う登録販売者は、」
「一般用医薬 品等に関する正確で最新の知識を常に修得するよう心がけるとともに、薬剤師や医師、看護師な ど地域医療を支える医療スタッフあるいは行政などとも連携をとって、地域住民の健康維持・増 進、生活の質(QOL)の改善・向上などに携わることが望まれる」
…とあります。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「平成29年1月からは、条件を満たした場合にスイッチOTC医薬品の 購入の対価について、一定の金額をその年分の総所得金額等から控除する セルフメディケーション税制が導入された。」ですが、正しい記述です。
「セルフメディケーション税制」の正しい記述です。
セルフメディケーション税制は、まずは、スイッチOTC医薬品に導入され、次いで、令和4年1月の見直しに より、スイッチOTC医薬品以外の「腰痛や肩こり、風邪やアレルギーの諸症状に対応する一般 用医薬品」が税制の対象となりました。
よって、選択肢は、「正」となります。
なお、年号・年月日は、問われたことがないので、「平成29年1月からは、」ウンヌンに、神経質になる必要はありません。
選択肢dの「セルフメディケーション税制は、令和4年1月の見直しにより、全ての一 般用医薬品が対象となった。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「全ての一 般用医薬品が対象となった。」のところです。
正しくは、「腰痛や肩こり、風邪やアレルギーの諸症状に対応する一般 用医薬品」です。
小難しいですが、テキストを精読しておけば、解けたかと思います。
また、本問では、「すべて」という大きな形容があるので、ここでも、おかしいなーとの判断が付くかと思います。
参考:「すべて」と「のみ」と「必ず」のある選択肢に注意する‐登録販売者
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解:3
もし、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が上がります。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。
登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。
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