テトラヒドロゾリン塩酸塩‐登録販売者

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 テトラヒドロゾリン塩酸塩は、「排泄に関わる部位に作用する薬」の「止血成分(アドレナリン作動成分)」として配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。

傾向と優先順位

 ご存じのように、「テトラヒドロゾリン塩酸塩」は、「排泄に関わる部位に作用する薬」の「止血成分(アドレナリン作動成分)」として登場します。

 市販薬には、「【指定第2類医薬品】プリザエース坐剤T 30個 」などがあります。

 当該成分は、「止血成分」の筆頭であるためか、試験には、よく顔を出す成分となっています。優先順位は「高い」です。

過去問○×問題

 テトラヒドロゾリン塩酸塩は…、

 ① 痔疾患に伴う局所の感染を防止することを目的として、テトラヒドロゾリン塩酸塩等の殺菌消毒成分が配合される場合がある。

 ② テトラヒドロゾリン塩酸塩は、粘膜表面に不溶性の膜を形成することによる粘膜の保護・止 血を目的として配合され、ロートエキスと組み合わせて用いられることがある。

 …といった感じで出題されます。

 ①の正誤はこちらです。

 ②の正誤はこちらです。

例題解説

 先の○×問題の解説です。

 ①の「痔疾患に伴う局所の感染を防止することを目的として、テトラヒドロゾリン塩酸塩等の殺菌消毒成分が配合される場合がある」ですが、一読して、誤りとわかります。

 テトラヒドロゾリン塩酸塩は、「止血成分(アドレナリン作動成分)」です。

 痔の薬の殺菌消毒成分は、「セチルピリジニウム塩化物」などです。

 よって、①は、「×」となります。

 なお、アドレナリン作動成分には、憶え方があります。ブログの「アドレナリン作動成分の憶え方‐登録販売者」を、お目汚しください。

②は、応用問題

 ②の「テトラヒドロゾリン塩酸塩は、粘膜表面に不溶性の膜を形成することによる粘膜の保護・止血を目的として配合され、ロートエキスと組み合わせて用いられることがある」ですが、これも、誤りです。

 まず、「粘膜表面に不溶性の膜を形成することによる粘膜の保護・止血」ですが、これは、「収斂保護成分」の説明です。

 テトラヒドロゾリン塩酸塩は、「止血成分(アドレナリン作動成分)」です。

 次に、「ロートエキスと組み合わせて用いられることがある」ですが、テトラヒドロゾリン塩酸塩に、そのような用法はありません。

 当該ロートエキス云々は、「収斂保護成分」の「タンニン酸」についての記述です。

 この点でも、誤りです。

 よって、②は、「×」となります。

 参考:収斂保護成分‐タンニン酸

試験ポイント

 高齢者は、心臓病や高血圧など基礎疾患があるので、アドレナリン作動成分を使用する前に、医師に相談します。

コツ的なこと

 登録販売者の勉強方法等は、「登録販売者の独学」に述べています。独学の概要・注意事項などはこちらで。

 次いで、医薬品の成分の暗記が苦手な人へのアドバイスです。

 実地が一番頭に入ります。成分・効能が頭に入らない方は、机の前の勉強を止めて、ドラッグストア等で、実際の医薬品を手にしてみてください。

 先に挙げた、「【指定第2類医薬品】プリザエース坐剤T 30個 」などのページを見ながら、テキストと突き合わせるだけでも、記憶に残ります。

 テキストの字面だけでは、記憶の残りは悪いので、実物を目で見て触って確かめて、憶えていきましょう。


他のページ

 「排泄に関わる部位に作用する薬」の「止血成分(アドレナリン作動成分)」へのリンクです。

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 メチルエフェドリン塩酸塩

 エフェドリン塩酸塩

 ナファゾリン塩酸塩

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は、テキストは、初心者向けでオマケ付きの「らくらく完全攻略! 登録販売者試験 合格テキスト&問題集」と、掲載問題数が一番多い「超重要 登録販売者 過去問題集」を使えば支障ありません。わたしはこれで「117点」取れました。

 また、公式の過去問は、PDFで配布されています。過去問演習は、「タブレット」が便利です。もってない人は、受験を機に、アマゾンの「Fire HD」を推奨します。最優秀のコスパです。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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