アラントイン‐登録販売者

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 アラントインは、「排泄に関わる部位に作用する薬」の「組織修復成分」として配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。

インデックス

  1. おさらい‐手引き抜粋
  2. 傾向と対策、優先順位
  3. 過去問○×問題
  4. 解説
  5. 試験ポイント
  6. 他のページ

おさらい‐手引き抜粋

 復習用に、手引きを抜粋すると…、

 「組織修復成分

 「痔による肛門部の創傷の治癒を促す効果を期待して、」

 「アラントイン、アルミニウムクロルヒドロキシアラントイネート(別名アルクロキサ)のような組織修復成分が用いられる」

 …と、相なります。

傾向と対策、優先順位

 ご存じのように、「アラントイン」は、「排泄に関わる部位に作用する薬」の「組織修復成分」として登場します。

 市販薬には、「【第2類医薬品】ボラギノールM軟膏 20g 」などがあります。

 当該成分は、組織修復成分の筆頭な事から、「東京都 R2 第81問」のように、問われる成分となっています。

 そして、「歯の薬」など、他の薬でも、よく問われる成分です。押さえておいて損はないです。

 優先順位は、「高い」です。

過去問○×問題

 アラントインは…、

 ① アラントインは、痔による肛門部の創傷の治癒を促す効果を期待して用いられる。

 ② アラントイン ------------- 血管収縮作用による止血

 …といった感じで出題されます。

 ①の正誤はこちらです。

 ②の正誤はこちらです。

解説

 先の○×問題の解説です。

 ①の「アラントインは、痔による肛門部の創傷の治癒を促す効果を期待して用いられる」ですが、正しい記述です。

 まさに、「組織修復成分」の説明です。

 アラントインは、「組織修復成分」です。

 よって、①は、「○」となります。

定番の出題形式

 ②の「アラントイン --------------- 血管収縮作用による止血」ですが、誤った記述です。

 選択肢の言う「血管収縮作用による止血」は、おなじみの「アドレナリン作動成分」の性質です。

 アラントインは、「組織修復成分」です。

 よって、②は、「×」となります。

 試験に出るとしたら、このくらいが関の山かと思われます。

 なお、当該アラントインは、外用痔疾用薬です。ときどき、内服・外用の別が問われるので、チェックしておきましょう。

試験ポイント

 くだらない憶え方です。

 「アラントイン」の「アラン」部分に着目します。当該「アラン」は、人名でありそう(小説等での名前にありそう)です。

 んなもんで、アランという治療医がいる体裁で…、

 「アランは治す」ってな感じで憶えるってな寸法です。

 こんな風に、語句をいじると、頭に残ると思います。

 ストレートに、「アラッ?治ってる」でも、いいなと思います。

コツ的なこと

 登録販売者の勉強方法等は、「登録販売者の独学」に述べています。独学の概要・注意事項などはこちらで。

 次いで、医薬品の成分の暗記が苦手な人へのアドバイスです。

 実地が一番頭に入ります。成分・効能が頭に入らない方は、机の前の勉強を止めて、ドラッグストア等で、実際の医薬品を手にしてみてください。

 先に挙げた、「【第2類医薬品】ボラギノールM軟膏 20g 」などのページを見ながら、テキストと突き合わせるだけでも、記憶に残ります。

 テキストの字面だけでは、記憶の残りは悪いので、実物を目で見て触って確かめて、憶えていきましょう。


他のページ

 「排泄に関わる部位に作用する薬」の「組織修復成分」へのリンクです。

 アラントイン

 アルミニウムクロルヒドロキシアラントイネート(アルクロキサ)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

みんなとシェアする