プレドニゾロン酢酸エステルは、「排泄に関わる部位に作用する薬」の「抗炎症成分」として配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。
復習用に、手引きを抜粋すると…、
「抗炎症成分:ステロイド性抗炎症成分」
「痔による肛門部の炎症や痒みを和らげる成分として、」
「ヒドロコルチゾン酢酸エステル、プレドニゾロン酢酸エステル等のステロイド性抗炎症成分が配合されている場合がある。」
「なお、ステロイド性抗炎症成分が配合された坐剤及び注入軟膏では、その含有量によらず長期連用を避ける必要がある。」
…と、相なります。
ご存じのように、「プレドニゾロン酢酸エステル」は、「排泄に関わる部位に作用する薬」の「抗炎症成分」として登場します。
市販薬には、「【指定第2類医薬品】ボラギノールA注入軟膏 2g×10 」などがあります。
当該成分は、当該「痔の薬」でも、そこそこ出題されています。
「大阪府 H29 第42問」といった出題例があります。
優先順位は、「高い」です。
プレドニゾロン酢酸エステルは…、
① プレドニゾロン酢酸エステルは、その含有量によらず長期連用を避ける必要がある。
…といった感じで出題されます。
先の○×問題の解説です。
①の「プレドニゾロン酢酸エステルは、その含有量によらず長期連用を避ける必要がある。」ですが、正しい記述です。
当該プレドニゾロン酢酸エステルは、「ステロイド性抗炎症成分」です。
当該ステロイド性抗炎症成分は、選択肢の言うように、「含有量によらず長期連用を避ける必要がある」となっています。
「使用上の注意」は、頻出論点なので、必ず、テキストを精読しておきましょう。
よって、①は、「○」となります。
ステロイド性抗炎症成分は、含有量の如何を問わず、長期連用を避けます。
当該「長期連用を避ける」は、「適正使用」での論点でもあるのでチェックしておきましょう。
参考:長期連用しない
登録販売者の勉強方法等は、「登録販売者の独学」に述べています。独学の概要・注意事項などはこちらで。
次いで、医薬品の成分の暗記が苦手な人へのアドバイスです。
実地が一番頭に入ります。成分・効能が頭に入らない方は、机の前の勉強を止めて、ドラッグストア等で、実際の医薬品を手にしてみてください。
先に挙げた、「【指定第2類医薬品】ボラギノールA注入軟膏 2g×10 」などのページを見ながら、テキストと突き合わせるだけでも、記憶に残ります。
テキストの字面だけでは、記憶の残りは悪いので、実物を目で見て触って確かめて、憶えていきましょう。
「排泄に関わる部位に作用する薬」の「抗炎症成分」へのリンクです。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする