酸化亜鉛は、「排泄に関わる部位に作用する薬」の「収斂保護止血成分」として配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。
復習用に、手引きを抜粋すると…、
「収斂保護止血成分」
「粘膜表面に不溶性の膜を形成することによる、粘膜の保護・止血を目的として、」
「タンニン酸、酸化亜鉛、硫酸アルミニウムカリウム、卵黄油等が配合されている場合がある。」
…と、相なります。
ご存じのように、「酸化亜鉛」は、「排泄に関わる部位に作用する薬」の「収斂保護止血成分」として登場します。
市販薬には、「 【指定第2類医薬品】メンソレータムリシーナ軟膏A 15g 」などがあります。
当該成分は、あまり出題されません。
しかし、「北海道 R3 第41問」のように、出ることは出ます。
当該酸化亜鉛は、皮膚の薬等でも出てくる成分なので、押さえておいて損はありません。
優先順位は、「ふつう」です。
酸化亜鉛は…、
① 酸化亜鉛は、粘膜表面に不溶性の膜を形成することによる、粘膜の保護、止血を目的に配合される。
…といった感じで出題されます。
先の○×問題の解説です。
①の「酸化亜鉛は、粘膜表面に不溶性の膜を形成することによる、粘膜の保護、止血を目的に配合される。」ですが、正しい記述です。
まさに、「収斂保護成分」そのままの説明です。
当該酸化亜鉛は、「収斂保護成分」です。
試験に出るとしたら、本問くらいが関の山かと思われます。
よって、①は、「○」となります。
「収斂保護成分」は、「粘膜表面に不溶性の膜を形成することによる、粘膜の保護、止血する成分」なわけですが、「ひっかけ」が予想されます。
たとえば、「“可溶”性の膜を形成する」などと出されてもおかしくないので、問題文は、丁寧に目を通しましょう。
登録販売者の勉強方法等は、「登録販売者の独学」に述べています。独学の概要・注意事項などはこちらで。
次いで、医薬品の成分の暗記が苦手な人へのアドバイスです。
実地が一番頭に入ります。成分・効能が頭に入らない方は、机の前の勉強を止めて、ドラッグストア等で、実際の医薬品を手にしてみてください。
先に挙げた、「【指定第2類医薬品】メンソレータムリシーナ軟膏A 15g 」などのページを見ながら、テキストと突き合わせるだけでも、記憶に残ります。
テキストの字面だけでは、記憶の残りは悪いので、実物を目で見て触って確かめて、憶えていきましょう。
「排泄に関わる部位に作用する薬」の「収斂保護止血成分」へのリンクです。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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