酸化亜鉛‐登録販売者

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 酸化亜鉛は、「排泄に関わる部位に作用する薬」の「収斂保護止血成分」として配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。

インデックス

  1. おさらい‐手引き抜粋
  2. 傾向と対策、優先順位
  3. 過去問○×問題
  4. 解説
  5. 試験ポイント
  6. 他のページ

おさらい‐手引き抜粋

 復習用に、手引きを抜粋すると…、

 「収斂保護止血成分

 「粘膜表面に不溶性の膜を形成することによる、粘膜の保護・止血を目的として、」

 「タンニン酸、酸化亜鉛、硫酸アルミニウムカリウム、卵黄油等が配合されている場合がある。」

 …と、相なります。

傾向と対策、優先順位

 ご存じのように、「酸化亜鉛」は、「排泄に関わる部位に作用する薬」の「収斂保護止血成分」として登場します。

 市販薬には、「 【指定第2類医薬品】メンソレータムリシーナ軟膏A 15g 」などがあります。

 当該成分は、あまり出題されません。

 しかし、「北海道 R3 第41問」のように、出ることは出ます。

 当該酸化亜鉛は、皮膚の薬等でも出てくる成分なので、押さえておいて損はありません。

 優先順位は、「ふつう」です。

過去問○×問題

 酸化亜鉛は…、

 ① 酸化亜鉛は、粘膜表面に不溶性の膜を形成することによる、粘膜の保護、止血を目的に配合される。

 …といった感じで出題されます。

 ①の正誤はこちらです。

解説

 先の○×問題の解説です。

 ①の「酸化亜鉛は、粘膜表面に不溶性の膜を形成することによる、粘膜の保護、止血を目的に配合される。」ですが、正しい記述です。

 まさに、「収斂保護成分」そのままの説明です。

 当該酸化亜鉛は、「収斂保護成分」です。

 試験に出るとしたら、本問くらいが関の山かと思われます。

 よって、①は、「○」となります。

試験ポイント

 「収斂保護成分」は、「粘膜表面に不溶性の膜を形成することによる、粘膜の保護、止血する成分」なわけですが、「ひっかけ」が予想されます。

 たとえば、「“可溶”性の膜を形成する」などと出されてもおかしくないので、問題文は、丁寧に目を通しましょう。

コツ的なこと

 登録販売者の勉強方法等は、「登録販売者の独学」に述べています。独学の概要・注意事項などはこちらで。

 次いで、医薬品の成分の暗記が苦手な人へのアドバイスです。

 実地が一番頭に入ります。成分・効能が頭に入らない方は、机の前の勉強を止めて、ドラッグストア等で、実際の医薬品を手にしてみてください。

 先に挙げた、「【指定第2類医薬品】メンソレータムリシーナ軟膏A 15g 」などのページを見ながら、テキストと突き合わせるだけでも、記憶に残ります。

 テキストの字面だけでは、記憶の残りは悪いので、実物を目で見て触って確かめて、憶えていきましょう。


他のページ

 「排泄に関わる部位に作用する薬」の「収斂保護止血成分」へのリンクです。

 タンニン酸

 酸化亜鉛

 硫酸アルミニウムカリウム

 卵黄油

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

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 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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