登録販売者:排泄に関わる部位に作用する薬 痔の薬 受診勧奨等

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 登録販売者の試験科目「主な医薬品とその作用(通称:医薬品)」の第5章「排泄に関わる部位に作用する薬」の「痔の薬」の「受診勧奨等」を述べたページ。手引きの該当記述を挙げるほか、優先順位やポイントなどをコメント方式で説述する。独学者向けの内容。

インデックス

  1. 手引き抜粋‐受診勧奨等
  2. コメント・ポイント
  3. 成分以外へのリンク
  4. カタカナ成分へのリンク

手引き抜粋‐受診勧奨等

 復習用に、手引きの【受診勧奨】部分を抜粋すると…、

 「【受診勧奨】」

 「一般の生活者においては、痔はその発症部位から恥ずかしい病気として認識されている場合が多く、不確かな情報に基づく誤った対処がなされたり、放置して症状を悪化させてしまうことがある。」

 「肛門部にはもともと多くの細菌が存在しているが、肛門の括約筋によって外部からの細菌の侵入を防いでおり、血流量も豊富なため、それらの細菌によって感染症を生じることはあまりない。」

 「しかし、痔の悪化等により細菌感染が起きると、異なる種類の細菌の混合感染が起こり、膿瘍や痔瘻を生じて周囲の組織に重大なダメージをもたらすことがある。」

 「これらの治療には手術を要することもあり、すみやかに医療機関を受診し、専門医の診療を受ける必要がある。」

 「痔の原因となる生活習慣の改善を図るとともに、一定期間、痔疾用薬を使用してもなお、排便時の出血、痛み、肛門周囲の痒み等の症状が続く場合には、」

 「肛門癌などの重大な病気の症状である可能性も考えられ、早期に医療機関を受診して専門医の診療を受けるなどの対応が必要である」

 …となっています。

コメント・ポイント

 「痔の薬」の「受診勧奨」ですが、一読しておけば、いいでしょう。

 薬を使っても改善が見られないときは、「受診勧奨」であり、それは、「痔の薬」でも同じといった次第です。

 出題実績も、ほとんどないので、精読しておけば、十分かと思います。

 「受診勧奨」は、以上で終わります。

成分以外へのリンク

総論・前文

代表的な配合成分、主な副作用

相互作用

受診勧奨等

カタカナ成分へのリンク

痔の薬 成分以外

 総論・前文

 代表的な配合成分、主な副作用

 相互作用

 受診勧奨等

痔外用‐局所麻薬成分

 リドカイン・リドカイン塩酸塩

 アミノ安息香酸エチル

 ジブカイン塩酸塩

 プロカイン塩酸塩

痔外用‐鎮痒成分(抗ヒスタミン)

 ジフェンヒドラミン塩酸塩・ジフェンヒドラミン

 クロルフェニラミンマレイン酸塩

痔外用‐局所刺激成分

 クロタミトン

 カンフル

 ハッカ油

 メントール

痔外用‐抗炎症成分

 ヒドロコルチゾン酢酸エステル

 プレドニゾロン酢酸エステル

 グリチルレチン酸

 リゾチーム塩酸塩

痔外用‐組織修復成分

 アラントイン

 アルミニウムクロルヒドロキシアラントイネート(アルクロキサ)

痔外用‐止血成分(アドレナリン作動)

 テトラヒドロゾリン塩酸塩

 メチルエフェドリン塩酸塩

 エフェドリン塩酸塩

 ナファゾリン塩酸塩

痔外用‐収斂保護止血成分

 タンニン酸

 酸化亜鉛

 硫酸アルミニウムカリウム

 卵黄油

痔外用‐殺菌消毒成分

 クロルヘキシジン塩酸塩

 セチルピリジニウム塩化物

 ベンザルコニウム塩化物

 デカリニウム塩化物

 イソプロピルメチルフェノール

痔外用‐ビタミン成分

 ビタミンE(トコフェロール類)

 ビタミンA(レチノール類)

痔内用‐抗炎症成分

 リゾチーム塩酸塩

痔内用‐止血成分

 カルバゾクロム

痔内用‐ビタミン成分

 ビタミンE(トコフェロール類)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

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