登録販売者の試験科目「主な医薬品とその作用(通称:医薬品)」の第2章「呼吸器官に作用する薬」の「咳止め・痰を出しやすくする薬(鎮咳去痰薬)」の「代表的な配合成分、主な副作用」を述べたページ。手引きの該当記述を挙げるほか、優先順位やポイントなどをコメント方式で説述する。独学者向けの内容。
「咳止め・痰を出しやすくする薬(鎮咳去痰薬)」の「代表的な配合成分、主な副作用」の手引きの前文の記述は、以下のように…、
「鎮咳去痰薬には、咳を鎮める成分、気管支を拡げる成分、痰の切れを良くする成分、気道の炎症を和らげる成分等を組み合わせて配合されている。」
…なっています。
前文部分には、これといって要注意のものは、ありません。
選択肢の1つに、記述そのまんまが出題されるのが関の山かと思います。
遺漏なく精読して、内容を把握しておけば、十分かと思います。
では、具体的な成分を挙げていきます。
咳止め・痰を出しやすくする薬(鎮咳去痰薬)の配合成分は、以下のとおりです。
「咳止め・痰を出しやすくする薬(鎮咳去痰薬)」の生薬成分の前文には…、
「比較的穏やかな鎮咳去痰作用を示し、中枢性鎮咳成分、気管支拡張成分、去痰成分又は抗炎症成分の働きを助けることを期待して、次のような生薬成分が配合されている場合がある。」
…とあります。
当該記述は、ざっくり目を通しておけばよいでしょう。
では、「咳止め・痰を出しやすくする薬(鎮咳去痰薬)」の生薬成分は、以下の通りです。
・ゴミシ
・オウヒ
・キキョウ
・セネガ
・オンジ
・セキサン
「咳止め・痰を出しやすくする薬(鎮咳去痰薬)」の漢方処方製剤の前文には…、
「甘草湯のほか、咳止めや痰を出しやすくする目的で用いられる漢方処方製剤としては、甘草湯、半夏厚朴湯、柴朴湯、麦門冬湯、五虎湯、麻杏甘石湯、神秘湯 などがある。」
「これらのうち半夏厚朴湯を除くいずれも、構成生薬としてカンゾウを含む。」
(略)
「また、甘草湯を除くいずれも、比較的長期間(1ヶ月位)服用されることがある。」
…となっています。
太線部分が問われることもありますが、余裕がないなら、パスでいいです。
では、「咳止め・痰を出しやすくする薬(鎮咳去痰薬)」の漢方処方製剤は、以下の通りです。
・甘草湯
・柴朴湯
・麦門冬湯
・五虎湯
・神秘湯
・相互作用
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