クロペラスチンフェンジゾ酸塩は、「呼吸器官に作用する薬」の「鎮咳去痰薬」の「非麻薬性鎮咳成分」として配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。
復習用に、手引きを抜粋すると…、
「中枢神経系に作用して咳を抑える成分(鎮咳成分)」
「咳を抑えることを目的とする成分のうち、延髄の咳嗽中枢に作用するものとして、」
「コデインリン酸塩水和物、ジヒドロコデインリン酸塩、ノスカピン、ノスカピン塩酸塩水和物、デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物、チペピジンヒベンズ酸塩、ジメモルファンリン酸塩、クロペラスチン塩酸塩、クロペラスチンフェンジゾ酸塩等がある。」
「ノスカピン、ノスカピン塩酸塩水和物、デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物、チペピジンヒベンズ酸塩、チペピジンクエン酸塩、ジメモルファンリン酸塩、クロペラスチン塩酸塩、クロペラスチンフェンジゾ酸塩等は、非麻薬性鎮咳成分とも呼ばれる。」
…と、相なります。
ご存じのように、「クロペラスチンフェンジゾ酸塩」は、「鎮咳去痰薬」の「非麻薬性鎮咳成分」として登場します。
クロペラスチンフェンジゾ酸塩が配合された「鎮咳去痰薬」の市販薬は、わたしが調べた範囲では見かけませんでした。興味のある人は、深く検索してみてください。
当該市販薬事情を受けてか、本試験にもあまり出ません。基本事項だけ、押さえておけばいいでしょう。
優先順位は、「ふつう」です。
クロペラスチンフェンジゾ酸塩は…、
① クロペラスチンフェンジゾ酸塩 --- 麻薬性鎮咳成分。
…といった感じで出題されます。
先の○×問題の解説です。
①の「クロペラスチンフェンジゾ酸塩 --- 麻薬性鎮咳成分」ですが、誤った記述です。
当該クロペラスチンフェンジゾ酸塩は、「非麻薬性鎮咳成分」です。
試験に出るとしたら、このくらいが関の山かと思われます。
よって、①は、「×」となります。
なお、選択肢の言う「麻薬性鎮咳成分」には、「コデインリン酸塩」や「ジヒドロコデインリン酸塩」が該当します。
こっちも押えておきましょう。
クロペラスチンフェンジゾ酸塩の「鎮咳去痰薬」でのポイントを、おさらいのためにまとめておきます。
一番よく出る論点は、「麻薬性」か「非麻薬性」の判別です。
語呂合わせあります。ブログの「非麻薬性鎮咳成分‐登録販売者 医薬品の語呂合わせ」を、お目汚しください。
当該「語呂合わせ」で、成分名を暗記すれば、速攻で、選択肢を判別できるはずです。
「鎮咳去痰薬」の他の「非麻薬性鎮咳成分」へのリンクです。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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