登録販売者の試験科目「主な医薬品とその作用(通称:医薬品)」に出てくる「な行」の生薬のページ。「ナンテンジツ」を挙げる。優先順位やポイント、過去問の○×問題がある。最後に、復習用の空欄補充問題も。
復習用に、手引きの説明文を抜粋しておきます。
「ナンテンジツは、メギ科のシロミナンテン(シロナンテン)またはナンテンの果実を基原とする。」
「知覚神経・末梢運動神経に作用して、咳止めの効果が期待される。」
…以上です。
名称と基原が同じなので、楽できます。「基原と名称が同じ生薬一覧」で、横断的に憶えてしまってください。
ちなみに、基原のナンテンは、こんなものです。
上記リンクをたどってもらえれば、(ああ、これかー)という感想を持つように思います。
ナンテンジツは、出題実績がほとんどありません。
とはいえ、そこそこ目にする生薬なので、いつ傾向が変わってもいいように、押さえておくべきです。
よって、優先順位は、「ふつう」です。
ちなみに、「福岡県 R4 第71問」で、当該ナンテンジツの働く作用が問われています。
こういう“難問枠”で、出るかもしれません。
なお、当該成分が配合された市販薬には、「 【第2類医薬品】ヒヤこども総合かぜ薬M 10包 ×3 」などがあります。
生薬の効能・効果が頭に入らないときは、実物の説明書きや成分表で、頭に入れていきましょう。
当該生薬は…、
「ナンテンジツは、去痰作用が期待される」
…といった感じに出題されています。
設問の「ナンテンジツは、去痰作用が期待される」ですが、誤った記述です。
端的に言うと、「ナンテンジツ」は、「咳止め」の効果を期待されて、配合されています。
試験的には、「ナンテンジツ・・・咳止め」のみです。何度もブツブツ唱えてください。
こんな次第で、解答は、「×」と相なります。
暗記用に、空白問題を出しておきます。
ナンテンジツ --- 「○○○」
すらっと出るようなら、OKです。アレレなら、ページの上の方を見つめてください。
「な行」の生薬へのリンクです。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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