危険物取扱者:丙種の合格体験記

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 危険物取扱者:丙種の合格体験記です。ちなみに、乙種4類の合格体験記はこちら、乙種1~6類はこちらです。

データ的なこと

・受験回数/1回。

・受験勉強期間/2週間弱

・使用テキスト・問題集/実教出版の『丙種危険物取扱者テキスト (チャレンジライセンス) 』を利用しました。詳しくは、「教材レビュー」まで。

・模試/模試自体なし。

・予算/1つの類ごとに、受験料+免状発行費用+教材費+交通費等雑費で、6,000円強の費えでした。

これぞ正当派試験!の丙種

 危険物取扱者の丙種を受けようと思ったのは、ガチ文系のわたしが、理系資格でしかも化学系資格の危険物取扱者にビビッていたからです。

 目標は乙4だったのですが、基本的なところからやろうという思いから、乙4の下位資格である丙種に挑戦した次第です。

 結論から言うと、危険物取扱者の丙種は、決して難しくありません。

 シンプルな出題、ストレートな問い、危険物を扱う人間のコモンセンスを働かせれば解ける問題と、丙種は“これこそ試験だ”という優良な試験でした。

 もちろん、丙種であっても、憶えることは憶えないといけませんが、ちゃんと勉強すれば、必ず合格できる資格です。

 試験勉強期間も、通常2週間、長くても1ヶ月を見ておけば、合格レベルの実力に達することができます。

 理系だし、化学だし、ってな感じで二の足を踏んでいる方。丙種の試験では、数式も出なければ、化学式も化学記号も出てきませんの安心してください。

 そして、テキストで勉強したことがストレートに出題されるので、試験的にも全然大丈夫です。勉強をしたら必ず合格できますので、躊躇を振り切って、挑戦してみてください。

丙種の勉強方法

 一口で言うと、テキストを読んで、テキスト付属の問題を解き、間違った問題を復習し、「憶えよ」と指示されていることを憶えるだけです。

 都合、テキストを3回目を通して、テキストの問題と模試を3回解けば、十分すぎるほどの勉強量を確保できます。

 わたしの場合、電車の中で先に紹介した「丙種危険物取扱者テキスト (チャレンジライセンス) 」で読んだり解いたりしましたが、これだけで満点合格でした。

 やったことは実力として発揮できる試験ですので、しっかり、お使いのテキストの習熟に勤めてください。

 なお、ガソリン、灯油、軽油の引火点と発火点は、乙4でも問われる可能性が高いので、丙種の時点で、完全に憶えておくことをオススメします。

丙種が受かったら乙4まで行こう!

 丙種の受験生には、中学生・高校生風の学生の姿をたくさん見ました。そして、意外だったのが、若い女性の姿が目立ったことです。

 乙4では、黒地にヘンな絵、適当な文言入りのTシャツをなぜ着れるのか?という、陰気臭い理系大学生の姿が目立ちましたが、丙種だと一転して、若々しくて麗しい受験生の姿が目立ちました。その若さに、懐かしさすら憶えたほどですよ。乙4は、ただただ、うっとおしいな、でした。

 ところで、資格の価値からいうと、圧倒的に丙種よりも乙種4類の方が高いです。

 求人数はもとより、就職の機会も、乙4の方が圧倒しています。

 また、丙種が受かっていると、乙4の勉強の際は、結構楽ができます。

 法令ではちょっとだけ付け加えがある程度、性消は危険物の数が増えるだけですが、興味を持って憶えていけるはずです。難関は「物化」ですが、こればっかりは気合の乗り越えてください。

 わたしは、丙種と乙4の併願受験だったのですが、丙種の勉強で、乙4の勉強負担がかなり軽くなりました。丙種でやったことが、乙4でたくさん被っていたからです。

 乙4は物化をがんばるくらいでホント受かるので、丙種の合格にとどまらず、乙4まで挑戦してみてください。絶対に乙4まで取った方が賢明です。

 そして、これをお読みの男子中学生・高校生は、決して、汚いTシャツに綿パンで試験を受けに行くような、ダサい理系大学生にはならないよう、服装には気をつけてください。

 お洒落をしろとはいいません。定番ですが、白のカッターにジーンズ、アディダスのスニーカーで、十分清潔に見えます。

 汚い理系大学生は、それ自体が目の危険物、美に対する危険物です。いつの日か必ず粛清の対象になるので、身だしなみはきちんとしましょう!

まとめ的な結論

 テキストは、ぶっちゃけ、本試験自体がとてもストレートで基本的な出題なので、どれを使っても、大差は付かないでしょう。

 ですから、お使いのテキストを3回読み、付属の問題を3回繰り返して弱点や苦手事項をなくしておけば、必ず合格点の6割正解を確保できます。

 試験勉強期間は、1週間から2週間、苦手意識のある人は、1ヶ月くらいを見て、こつこつ勉強していきましょう。

 危険物取扱者の丙種は、やりさえすれば受かるので、焦らず、目の前のテキストの記載事項を消化していってくださいね。

丙種のこまごましたもの

 丙種に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「危険物取扱者:ブログ記事」をばご参考ください。

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