本問は、「適正使用」の「事例問題」についての問題です。「相談すること」は、数が多くて、費用対効果が悪いです。先に「使用しない」を済ませてから、「相談すること」を見ていきましょう。時間がない人は、「捨て問」でもいいです。
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本問の難易度は、「やや難」です。
なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。 25 問109 次の表は、ある一般用医薬品の解熱鎮痛薬に含まれている成分の一覧である。この一般用医薬品 を購入する目的で店舗を訪れた45歳男性から、次のような相談を受けた。この相談に対する登録 販売者の対応の正誤について、正しい組合せはどれか。 <相談内容> トラックドライバーをしている。頭痛もちのため、この解熱鎮痛薬を使いたい。今日はまとめていくつか 購入したい。また、娘(13歳)もたまに頭痛があるため、娘にも使用できるか教えてほしい。 a b c d イブプロフェン 144mg エテンザミド 84mg ブロモバレリル尿素 200mg 無水カフェイン 50mg
選択肢aの「このお薬は、15歳未満の小児は使用できませんので、娘さんにはお使いいただけません。」ですが、正しい記述です。
この薬には、「イブプロフェン」が入ってます。
当該は、「一般用医薬品では、小児向けの製品はない」ので、「15歳未満の小児は、使用しない」となっています。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「眠気を催す成分は配合されていないので、運転前にも使用できます。」ですが、誤った記述です。
「ブロモバレリル尿素」が入ってるのでダメですね。
「運転操作しない」を、参考にしてください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「このお薬は依存性・習慣性がある成分が配合されており、適正な使用のために必要な数量での販売とな りますので、まとめて購入する理由を詳しくお聞かせください。」ですが、正しい記述です。
「ブロモバレリル尿素」は、依存性がありますね。
「医薬品」でド定番の論点です。
また、「法規」の「濫用等のおそれのあるものとして厚生労働大臣が指定する医薬品」でもあります。
選択肢のように、処置すべきですね。
参考:
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「肝機能や胃腸の障害が生じたり、鎮静作用が増強するおそれがあるため、服用前後は飲酒しないでくだ さい。」ですが、正しい記述です。
「ブロモバレリル尿素」が入っているので正しいです。
「飲酒しない」を参考にしてください。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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