本問は、「適正使用」の「救済制度の給付」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「障害児養育年金は、医薬品の副作用により一定程度の障害の状態にある20歳未満の人を養育する人に 対して給付されるものである。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「20歳未満」のところです。
正しくは、「18歳未満」です。
数字は、常に狙われています。チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。 b c d
選択肢bの「 医療手当は、医薬品の副作用による疾病の治療(入院治療を必要とする程度)に要した費用を実費補償 するものである。」ですが、誤った記述です。
選択肢の記述は、「医療費」ですね。
選択肢の言う「医療手当」は、「医薬品の副作用による疾病の治療に伴う医療費以外の 費用の負担に着目して給付されるもの(定額)」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「遺族年金は、生計維持者が医薬品の副作用により死亡した場合に、その遺族の生活の立て直し等を目的 として給付されるものであり、最高5年間を給付の限度とする。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「最高5年間を給付の限度」のところです。
正しくは、「最高10年間を限度」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「 一般用医薬品の使用による副作用被害への救済給付の請求に当たっては、医師の診断書、要した医療費 を証明する書類(受診証明書)などのほか、その医薬品を販売等した店舗等の許可証の写しが必要となる。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「医薬品を販売等した店舗等の許可証の写し」のところです。
手引きには…、
「医師の診断書、要した医療費を証明する書類(受診証明書)などのほか、その医薬品を 販売等した薬局開設者、医薬品の販売業者が作成した販売証明書等が必要となる。」
…とあります。
医薬品を販売等した店舗等の許可証の写しなんていらんですよね。なんに使うの?と自問してみてください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
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