本問は、「適正使用」の「相談すること‐基礎疾患」についての問題です。難しいところはありません。テキストや過去問で、基礎・基本事項を押えて臨んでください。
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本問の難易度は、「難」です。
なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。 24 問107 一般用医薬品の添付文書等の「相談すること」の項目中に「次の診断を受けた人」と記載するこ ととされている医薬品成分等と基礎疾患等の組合せのうち、正しいものの組合せはどれか。 医薬品成分等 基礎疾患等
選択肢aの「小柴胡湯・・・糖尿病」」ですが、誤った記述です。
「小柴胡湯」で「相談すること」となるのは、「肝臓病と」と「インターフェロン製剤 で治療を受けている人」 です。
頻出なので、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「ガジュツ末・真昆布末を含む製剤・・・てんかん」ですが、誤った記述です。
「ガジュツ末・真昆布末を含む製剤」で「相談すること」となるのは、「「薬によりアレルギー症状や喘 息 を起こしたことがある人」」と「肝臓病」です。
初出題かと思われます。チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「硫酸ナトリウム・・・心臓病」ですが、正しい記述です。
同様に、「アドレナリン作動成分が配合された鼻 炎用点鼻薬」、「メチルエフェドリン塩酸塩、トリメトキ ノール塩酸塩水和物、フェニレフリン塩 酸塩、メトキシフェナミン塩酸塩等のア ドレナリン作動成分」、「ジプロフィリン」、「マオウ」、「スコポラミン臭化水素酸塩水和物、メチ ルオクタトロピン臭化物、イソプロパミ ドヨウ化物等の抗コリン成分」、「ロートエキス」、「アスピリン、アスピリンアルミニウム、 エテンザミド、イブプロフェン、アセト アミノフェン」、「グリチルリチン酸の塩類、カンゾウ又は そのエキス」、「グリセリンが配合された浣 腸薬」も、心臓病で「相談すること」となっています。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「エテンザミド・・・肝臓病」ですが、正しい記述です。
解熱鎮痛成分は、肝機能障害の副作用がありますね。「医薬品」でも出るので、押えておきましょう。
なお、「小柴胡湯」、「アスピリン、アスピリンアルミニウム、イブプロフェン、イソプ ロピルアンチピリン、アセトアミノフェ ン」、「サントニン」、「ピペラジンリン酸塩等のピペラジンを 含む成分」、「ガジュツ末・真昆布末を含む製剤 」も、同様に、肝臓病が「相談すること」となっています。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
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