本問は、「適正使用」の「救済制度」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「医療機関が、独立行政法人医薬品医療機器総合機構に対して給付請求を行うこととされている。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「医療機関」のところです。
正しくは、「本人(又は家族)」です。
定番論点です。押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「救済給付の対象となるには、医薬品が適正に使用されていることが基本となるが、不適正な使用による 健康被害であっても、重い後遺障害が残った場合は、給付対象となる。」ですが、誤った記述です。
んなーこたないですね。
「不適正な使用」は、救済制度の対象外です。
たとえ、重い後遺障害が残ったとしてもです。自業自得ですね。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「副作用による疾病のため、入院治療が必要と認められるが、やむをえず自宅療養を行った場合について も、救済給付の対象となる。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。解説のしようがありません。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「救済給付業務に必要な費用のうち、給付費については、製造業者から年度ごとに納付される拠出金が充 てられるほか、事務費については、その3分の2相当額は国庫補助により賄われている。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「3分の2相当額は国庫補助」のところです。
正しくは、「2分の1相当額は国庫補助」です。
定番の数字問題です。押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
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